中部沿岸地帯で最も大規模な環境災害
2017年05月19日(金)00時00分 公開
ベトナム政府は、台湾の鉄網複合企業フォルモサに関連する環境災害で被害を受けた4つの中部地方に、海岸から20海里以内における漁業禁止令を守るよう要請した。
フォルモサの製網工場による大災害が世界的なニュースになった4カ月後、チュオン・ホア・ビン副首相は、昨年8月に農業省が定めた漁業を禁止するエリアを示し、今週の会議で指導した。
ハ・ティン省(Ha Tinh)、クアン・ビン省(Quang Binh)、クアン・チ省(Quang Tri)、フエ省(Hue)の各当局に対し、保健省がこの地域の魚介類が安全で海洋資源が復旧したと発表するまで、この禁止令を継続するようビン氏は要請した。
ベトナムで最も壊滅的な環境災害と見なされた昨年4月の出来事では、推定70トンの死んだ魚が200キロ(125マイル)以上の沿岸に沿って、海岸に打ち上げられた。
フォルモサ社はすでに5億ドルの賠償金を支払っており、現地の被害者に分配された。4万1千人の漁師を含む20万人以上が直接被害を受けたという。
環境省は、被災地が災害から完全に復旧するには10年かかるとし、専門家はこの災害によって、ベトナムの経済は数年前に戻ってしまう可能性があると予測している。
しかし、環境当局は先週、フォルモサの環境保護に関するすべての問題を修正したと判断し、新しい溶鉱炉を6ヶ月間試験することに合意した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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