2017年03月09日

ベトナム人は依然として書籍を好む

ベトナムでは、インターネットやスマート機器の人気が高まる中、iPadやKindleなどの電子書籍が過去10年間で人気を高めている。いまでは、 スマートフォンで書籍や新聞を読んでいる学生やサラリーマンをよく見かける一方、ハノイとホーチミン市の多くの本屋ひっそりとしてしまった。

専門家によると、電子書籍や新しい「スマートフォン型読書文化」の発展により、出版社や本屋の収入は休日、特にテト期間に殆どゼロとなっているという。この影響で、すべての本屋と流通チェーンは休日には営業しなくなった。これは、テトが本屋の販売を伸ばす絶好の機会であった過去の状況とは対照的だ。かつて、ベトナム人は多くの暇な時間があるテト期間に家族と一緒に本を買ったという。


2011年、ホーチミン市情報通信省はテト休みに「本の通りフェスティバル」を行い、このイベントは「花の街」とともに、新年の祝典を多様化するために行われた。しかし、このイベントが出版業界に好影響を与えることになるとは誰も考えなかった。 皆の予測とは反対に、「本の通りフェスティバル」には多数の来場者が訪れ、その需要は書籍販売業者の予想よりも高かったのだ。

そして、ホーチミン市の本フェスティバルの成功は他の都市や地方で同様のイベントを促進させ、文化的なシンボルとなった。 ダナン市、カントー市、ニャチャン市には 「本の通り」が設定され、テト休日は出版社にとっては繁忙期となっている。

 

Vietnamnet.vn