ベトナム、処方箋不要の医薬品で22歳男性が死亡

2017年09月14日(木)00時00分 公開
ベトナム、処方箋不要の医薬品で22歳男性が死亡

最近、Son La省で、高熱を治療するために2日間にわたって500mgのパラセタモール錠剤を19回服用した22歳の男性が死亡し、未処方薬の危険性が懸念されている。

ハノイのBach Mai病院消毒センターの責任者であるNguyen Trung Nguyen氏によると、同患者は9月6日に入院した後、肝不全に陥り9月9日に亡くなった。

Nguyen氏は、500mgのパラセタモールに関する指示書では、平均的な成人の1日あたりの最大可能摂取量6錠のみと記載されていると述べ、死亡した男性患者もB型肝炎を患っていたと付け加えた。

同氏はまた、このタイプの薬は痛みや発熱の緩和剤として一般に広く流通しており、医師の処方箋なしで簡単に購入できると語った。

Bach Mai病院のシニア・ドクターであるNguyen Huu Truong氏は、ベトナム在住者は、中毒、アレルギー反応、およびその他の合併症を防ぐために、薬剤師に医療記録を知らせるべきだとコメントした。

tuoitrenews.vn

 

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