ベトナム中南部でマラリアが拡大中
2017年09月23日(土)00時00分 公開
カンボジアからベトナム南部にかけて、薬剤抵抗性の高いマラリア超細菌が蔓延しており、同国の治療能力の限界をテストしている、と科学者は述べた。
2017年10月のランセット伝染病ジャーナルによると、単一多剤耐性マラリア原虫系統(PfPailin)がベトナム南部に広がっているという。
「この単一多剤耐性マラリア原虫系統の発達とそれに続く国境を越えた広がりは、国際的に懸念されている。」
マラリアは蚊によって媒介する致命的な病気である。世界保健機関(WHO)によると、2億1400万人がこの病気に感染し、2015年には438,000人が死亡、アフリカでの病死患者の90%、5歳未満の子供の70%がこの病気によって死亡した。
ベトナムでは昨年、約4000件のマラリアの症例が報告された。これは前年より55%減少しており、同国は2030年までにマラリアを除去する目標を設定している。
今年初め、医療の専門家は南部のBinh Phuoc州と中部のDak Nong、Gia Lai、Khanh Hoa、Quang Namの各州で薬剤抵抗性のマラリア原虫を検出した。
e.vnexpress.net
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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