改造バイクを押収 持ち主「バッドマンに憧れていた」

2017年01月18日(水)00時00分 公開
改造バイクを押収 持ち主「バッドマンに憧れていた」

ダナン市交通警察は国道1Aを走っていた改造バイクを呼び止めて押収した。バイクの持ち主はカンナム省ティエン・フック県に住むチャン・ヴァン・ルアンさん(25)で、ルアンさんは「バイクは永遠に押収される恐れがある。」と話した。

ルアンさんは貧しい家庭に生まれた。中学二年生の時に勉学をあきらめ、左官屋として壁や土塀の塗り仕事をこなしていた。そして去年バッドマンの映画を見たのがきっかけで、バッドマンが乗りこなすバイクに憧れを抱いたという。ルアンさんは必死に働いて必要な部品を買い揃えた。

「2016年3月から作り始めた。毎月もらう給料をはたいて必要な部品を買って保存しておいた。11月に部品が揃ったので組み立てた。かかった費用は2400万ドンだ。」とルアンさんは話した。バイクは約2mで、エンジンはホンダのWaveRSだ。映画の中に登場するバイクに少しでも近づけようと、ルアンさんはガトリングガンと弾丸の模型まで作ったという。このガトリングガンは走ったら回転する。

ルアンさんはほとんどインターネットから情報を集めて自力で組み立てただけで、専門の教育を受けていない。ダナン市の交通警察の警察隊隊長のファン・ホン・ハイさんによると、「ルアンさんの創造力やアイデアには感心するが、彼の改造バイクにはナンバープレートや合法的な書類がなかった。もちろんそんなバイクを勝手に改造することは許可されていない上、交通安全に影響を与える恐れがあるので、押収せざるを得なかった。」とコメントしている。

 

danangz.vn

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