旅行ブームによりダナンへの直行便が増加
様々なイベントが開催される沿岸都市への旅行需要の増加に備え、ダナンとアジアを結ぶ国際線が新しく運行する予定だ。
5月下旬から、民間航空会社Vietjetはダナン - ソウル間での新しい運行を開始する予定だ。
また、ベトナム中部へのタイ人観光客が増えることが考えられるため、タイ・エアアジア航空会社もダナン - バンコク経路を発表した。その航空便は6月9日に開始される予定である。
これらの事業は、年間600万人の乗客にサービスを提供することが想定された新しい国際ターミナルから利益を得ることになる。
ダナンは、ベトナムにある大都市のひとつであり、タイを含む多くの外国人観光客を魅了する重要経済観光地であると、タイ・エアアジアの商業責任者であるサンティスク・クローンチャイヤ氏は語る。観光客は、ダナンからホイアン、フエ、ミーソン遺跡などの世界的に有名な観光地に簡単に旅行することが可能だと述べた。
おそらくベトナムでは必見の観光地のひとつであるホイアンは、その地域に空港はないが、ダナンからは車だと数分でいくことが可能である。昨年は、260万人以上の観光客が訪れ、2015年より18％増加した。
以前はのどかな漁村だったダナンは、今では長いビーチと高級リゾートで有名になった。
ダナンへの観光客は、4月30日から6月24日にかけて開催されるダナン2017年国際花火大会、夏のビーチ観光、2017年アジア・ゴルフ観光大会などに参加するだろう。
今月初め、韓国の低価格航空会社であるティーウェイ航空は、大邱からベトナムの街へ１週間に5便の運行を開始した。
ダナン - 韓国間では、8つの航空会社が飛行機を運行している。一方、ジェットスターパシフィック航空は、香港から乗客を呼び寄せているという。
ダナンは、今年11月に行われるアジア太平洋経済協力サミットの準備のため、1億5400万ドル相当する国際ターミナル空港の最終段階に進んでいる。
ダナンは、今年の第1四半期に130万人以上の観光客を迎え、昨年同期に比べ30％増加したという。約半数が外国人で、60％近くの大幅な増加となった。
韓国、中国、日本、香港は成長率の高い市場といえる。
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