2014年09月14日

ベトナムでビジネスするための投資情報:ベトナムの会社の種類

ベトナムでビジネスする前に、投資家はちゃんと経営計画、マーケティング計画、お客さんの需要を調べることを思案します。適当な会社タイプを選らぶ事は難しいです。複雑な行政手続きと定款の認証手続きも障壁となり、初めの危機管理が会社の利益を大きく左右することは多いいです。皆様のお力になれればと思いまして、私たちはベトナムで会社を設立するための役立つ情報を紹介したいです。

 

VOL1:ベトナムの会社の種類

詳細に説明するのために日本とベトナムの会社の種類の違うことの表を書きます。

      1.日本の会社の種類 

まずは、日本から見ていきましょう。会社には 合名会社・合資会社・株式会社・合同会社の4種類があります(有限会社は平成18年5月の法改正により新規で設立することができなくなりました)。
 
 

 

株式会社 非公開

株式会社 公開

合同会社

合資会社

合名会社

公開性

閉鎖的

公開的

閉鎖的

閉鎖的

閉鎖的

最低資本金

1円以上

1円以上

1円以上

規定無し

規定無し

定款の認証

必要

必要

不要

不要

不要

必要な出資者の人数

1人以上

1人以上

1人以上

2人以上

2人以上

出資者の公募

可能

可能

不可

不可

不可

出資者の責任

有限責任

有限責任

有限責任

有限・無限責任

無限責任

代表者

代表取締役

代表取締役

社員

社員

社員

取締役の人数及び任期

1人以上
任期は原則2年

3人以上
任期は原則2年

なし

なし

なし

監査役の人数及び任期

任意任期は原則4年

1人以上

任期は原則4年

なし

なし

なし

最高意思決定機関

株主総会

株主総会

社員全員の一致

社員全員の一致

社員全員の一致  

「無限責任」とは、会社が倒産したときなどに、会社の債権者に対して負債総額の全額を支払う責任を負うことを指します。「有限責任」とは、会社が倒産したときなどに、会社の債権者に対して出資額を限度として、責任を負うということを指します。多くの中小企業のオーナー社長は、表面上は有限責任ですが、事実上は無限責任を負っています。


 合名会社と合資会社は現在作る人はほとんどいないので、株式会社と合同会社のメリットについてまとめます。

 

メリット

デメリット

株式会社 非公開

信用度が高い。1人でも設立可。株式の譲渡制限をつけることも可能。

設立費用が高い。決算報告が必要で、掲載料もかかる。役員の任期があり、変更にもお金がかかる。

株式会社 公開

信用度が高い。一般の人から資金調達ができる。

設立費用が高い。決算報告が必要で、掲載料もかかる。役員の任期があり、変更にもお金がかかる。

合同会社

設立費用が安い。早い意思決定が可能。利益配分が柔軟にできる。少人数の起業に適している。1人でも設立可。

信用度が低い。社員を増やしにくい。

合同会社は零細企業(スモールビジネス)として運営していくには最適な会社形態といえます。また、社員全員の同意があれば株式会社に変更も可能です。日本では企業の大きさの順に、合同会社→非公開株式会社→公開株式会社の順になっていることが一般的であるようです。もちろん例外はあります。

  2.ベトナムの会社の種類:

ベトナムの会社は株式会社 公開・非公開と有限責任会社1人または2人以上です。

タイプ

未公開 株式会社

有限責任会社(出資者1人)

有限責任会社(出資者2人以上)

公開 株式会社

出資者の責任

無限責任

有限責任

有限責任

有限責任

出資者

1人

1人/1ファンド(資金を集めて投資を行う組織)

2人以上-50人以下

3人以上

 

資本金を増加

可能

可能

可能

可能(定款に定める株式数の範囲内であれば新株を発行できる)

資本金を減少

不可能

不可能

2年間以上活動する企業は可能

不可能

株式で資金調達

不可能

不可能

不可能

可能

機関構成

簡単

簡単

簡単

複雑

メリット

 

個人の会社なので、主導権が強く、素早く戦略を自分で決められます。設立費用が最も安い。

素早く戦略を自分で決められる。有限責任である。個人ビジネス向き。

チーム力を最大に出来ます。しかし、相談やメンバーの同意には時間かかる。資本金を減少出来る。有限責任である。

経営規模を拡張すれば、資金調達が容易。有限責任である。規模が大きく、信頼を作れる。

デメリット

投資額も財産も無限に責任があります。最悪の場合、個人財産で埋め合わせなければなりません。

資本を減少出来ません。株での資金調達は出来ません。

株での資金調達は出来ません。設立費用が高い。

機関構成と管理することが複雑です。設立費用が高い。

ベトナムでは、資本金は産業の種類によって決まる。株式会社と有限責任会社の二つが人気があります。しかし、株式会社非公開は無限責任のため、個人ビジネスの場合は、有限責任会社(出資者1人)。お金は十分にあり、2~50人の出資者の場合は有限責任会社。お金を必要として、3人以上の出資者となる場合は公開株式会社を選択しやすいでしょう。また、有限責任会社から株式会社への変更も出来ます。
 ベトナムでも日本でも大切なことはどのような会社にしたいか?自分たちが必要としているものは何なのかをしっかり考えることが重要です。会社を作る上では、社員・費用・業種・機関など様々なものが関連してきます。その中で、最適なものを選ぶことがとても重要で難しい問題です。

VOL2: 会社名と会社事務所の選択

VOL3: 産業と法定資金

VOL4: 株式会社の定款作成・法律上の代表者

Tracy Le

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