2017年07月20日

不安症、うつ病性障害には瞑想が効果的

瞑想は、不安や抑うつなどの多くの精神衛生の問題を治療するために効果的な方法としてよく知られています。

通常、瞑想はリラックス、ストレスを減らすのに役立つ方法だと思われがちです。しかしこれらの効果以外にも、意識を高めて注意力を向上させるなどの多くの利点があり、人々に平和で喜びと幸せにあふれた有意義な新しい生活をもたらしてくれるとも言えます。

時折、私たちは欲望によって自分の世界と自分の生活を変えることができると思うことがあります。私たちが健康で、悩みを持っていない場合、それは実現することができるといえるでしょう。一方、不安があったり怒りの気持ちを持っている時には、それを克服しようと、自分自身にストレスをかけてしまうことがあります。

そんな時、私たちはドライバーのいない車のような状態になります。

エンジンは非常に強力でも正しい方向にうまく進むことができないため、途中で何かにぶつかってしまうのです。

同様に、意識や思考、計画がない欲望に任せて多くの力を消耗する人も、方向性がないためにもがき苦しむことになります。

科学的に、我々は落ち込んだ時や不安・怒りの感情がある時、私たちの脳は普段と異なる反応を起こし、血液が大脳辺縁系に送り込まれます。大脳辺縁系は、怒り、悲しみや恐怖など私たちの負の感情に大きく関わりがあり、もしも大脳辺縁系が活動し過ぎてしまった場合には私たちの思考や行動にまで影響を与えます。

また、適切な思考や計画的思考、物事を順序立て考える際に使われる前頭葉など、脳の他の部分の働きを妨げてしまうこともあります。

この時、私たちの脳の状態は、まるで空模様と同じ状態となります。雨が降る前には、暗い雲で覆い尽くされ空が見えなくなるように、負の感情という暗い雲があることで物事をクリアに見ることができません。

そして、負の感情という雲が消えたとき、初めて空を見ることができるのです。つまり、ネガティブな感情が無くなった時、初めてクリアな思考が生まれると言えます。

では、どうすれば私たちはネガティブな感情をコントロールできるのでしょうか?

自分の悩みから抜け出すために、自分自身と戦う必要があるのでしょうか?

ネガティブな感情をコントロールするには、心に浮かぶ思考や感情に従ったり価値判断をするのではなく、ただ思考が湧いたことを一歩離れて観察することが必要です。

それには、瞑想という行為が一番身近なものとなります。

瞑想は、専門的にはマインドフルネス認知療法と呼ばれ、精神医学的な治療行為にも用いられています。西洋の心理学と、東洋の伝統的な思考整理法とを組み合わせたこの感情コントロール法は、悩みを克服すること、ネガティブな感情が再び湧いて出ることを避けることに効果的な方法と言われています。

何かに迷った際には、自分自身の考えを整理しクリアな思考を手に入れるために、ぜひ瞑想の時間を取ってみてください。

また、もしも自分自身で心の整理がつかない場合や、ネガティブな感情のコントロール法をより詳しく知りたい場合は、専門家によるカウンセリングやトレーニングをお勧めします。

 CMIクリニックには、Phan Thieu Xuan Giang医師という医師がおり、パニック障害や全般性不安障害、OCD、PTSD、うつ病性障害、およびヒステリーなどを持つ人々の治療に携わっています。オーストラリアの小児医院で得た経験を元にベトナム語と英語による治療を行っている他に、日本語通訳が可能なスタッフも常駐中です。

あなたの心身の健康を向上させるセラピーなど、専門家医による治療の詳細はお気軽に CMIクリニックまでお問い合わせください。

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