ベトナムで安全なタクシー会社はどこ?? チップの有無や空港使用料についても紹介

ベトナムで安全なタクシー会社はどこ?? チップの有無や空港使用料についても紹介

ベトナムでタクシーを乗る際はどんなことに気を付けておいた方がいいのか知っていますか?? 海外で初めてタクシーに乗る方は特に、不当な料金請求やメーターの読み方などについて不安な方も多いと思います。今回はベトナム在住のPOSTEスタッフが、ベトナムでタクシーに乗る前に知っておきたいことを全て紹介します!!

 

 

ベトナムで安心のタクシー会社

 

ベトナムではタクシー詐欺が横行しています。そのため、ベトナムでタクシーを使用する場合は「ビナサン(VINASUN)」と「マイリン(MAI LINH)」のどちらかのタクシー会社が比較的安全です。ただし、この2つのタクシー会社でもタクシー被害に遭っている人も多く存在しています。ベトナムでタクシーに乗る際には十分に注意が必要です(気をつけるポイントは後述)。

運賃はタクシー会社によって多少の異なりはありますが、基本的には初乗り運賃が1万2000ドン〜1万4000ドン(約60円〜70円)ほどです。それ以降は1kmあたりに1万5000ドン〜2万ドン(約75円〜100円)ほど加算されます。

 

ビナサン(VINASUN)

ビナサンタクシーは車体の色が白ベースで、下方部に赤い線が1本描かれているのが特徴です。電話番号は「38.27 27 27」と書かれています。

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マイリン(MAI LINH)

マイリンタクシーの車体のデザインは「全体が緑色」「車体の上半分が白色、車体の下半分が緑色」の2種類があります。電話番号は共通して「(028)38 38 38 38」と書かれています。

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ティエンサー(Tien sa)

ダナンではティエンサータクシーという、車体が黄色のタクシーがたくさん走っています。こちらのタクシー会社も安全です。あらかじめ専用のアプリをダウンロードしておくと、現在地から1番近い場所にいるタクシーを簡単に呼ぶことができます。

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ベトナムでタクシーに乗る際に知っておきたいこと

ベトナムではタクシーのボッタクリ被害が横行しています。タクシーに乗る前に気を付けておきたいことを一度確認しておきましょう。

 

メーターが動いているかどうか

日本ではあまり聞きませんが、海外ではタクシーのメーターが急に上がることがあります。そのため、こまめにメーターの料金をチェックすることが大切です。

メーターが急に上がる瞬間を目撃した場合は、トラブルを避けるためにもその場で降りて別のタクシーを探すことをおすすめします。

目的地に着いた後に不当な金額を請求されていることに気が付いた場合は、距離にもよりますが、タクシー料金の相場である13万ドン(約650円)〜15万ドン(約750円)を黙って渡せば相手も引き下がることが多いです。

 

メーターの読み方

ベトナムの通貨の単位は非常に大きいため、メーターには0が3つ省略された状態(1000ドン単位)で料金が表示されています。例えば、「3万ドン」の場合は「30」、「5万1000ドン」の場合は「51」といった具合です。

 

偽物タクシーの存在

ベトナムにはビナサン(VINASUN)やマイリン(MAI LINH)のタクシーと車体の色やデザインがそっくりの偽物タクシーが多く存在しています。本物と偽物を見分けるポイントは電話番号です。乗車する前にしっかりと確かめるようにしましょう。

 

空港使用料

空港への行き帰りの移動においてタクシーを使用した際、タクシーの運転手に「メーターの料金+1万ドン」を請求される場合があります。これは、空港使用税を請求されているだけなので素直に支払うようにしましょう。

 

チップの有無

ベトナムではタクシー運転手にチップを支払う文化はありません。ただし、観光などの際にタクシーを1日チャーターした場合はお礼の気持ちとして10万ドン(約500円)ほどチップを渡してもいいかもしれません。

 

 

ダウンロードしておくと便利な配車アプリを紹介


ベトナムで旅行や生活をする際は「Grab 」や「VATO」のような配車アプリをあらかじめダウンロードしておくことをおすすめします。

配車アプリではタクシー運転手にアプリを通して目的地をあらかじめ伝えることができるため、ベトナム語が不安な方には特に利用することをおすすめします。また、料金が距離に応じて一律に設定されているため、不当な料金を請求される心配もありません。

 

Grab

「Grab」はマレーシア発の配車サービスアプリで、主にマレーシアやシンガポールなどの東南アジア諸国で使用されています。

ベトナムでは「Grab」の他に「Uber」という配車サービスアプリも普及していました。しかし、2018年の3月にGrabがUberを買収したため、ベトナムでは現在Grabが圧倒的なシェアをほこっています。

ベトナムでのGrabの使い方を解説 料金が一律で利用客も安心

 

VATO

「VATO」は2018年度にサービスが開始された、かなり新しい配車アプリです。利用者の数がまだあまり多くないということもあり、サーバーが落ちにくいことから、ベトナム在住の日本人の間では除々に人気が出始めています。

VATOが凄い!! ベトナムの新しい配車アプリを紹介

 

 

まとめ

 

ベトナムは東南アジアの中でも治安の良い国といえますが、スリやボッタクリなどの軽犯罪はまだまだ発生しています。タクシー詐欺は観光客がよく引っかかりやすい軽犯罪です。安全なタクシー会社とそうではないタクシー会社をしっかりと見極めてから、タクシーを利用するようにしましょう。

※この記事に記載されている情報は2018年5月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。



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