そもそも一般的にいう「オーガニック」とはなんだろうか?大辞林 第三版によると、「オーガニック」とは

“有機栽培,有機農業。また,その農産物。広く,畜産品を含めた生産物をいう場合がある。”

と、定義が非常に曖昧になっている。
意外にも私たちは「オーガニック」という言葉を理解しないまま、何となく使って いるのではないだろうか?
そもそも、正式な有機栽培を行うには、第三者の承認が必要である。また、使用 できる農薬の基準値は国によって異なっており、ベトナムにおける農産物の場合は VietGAP(Vietnamese Good Agricultural Practices-ベトナム安全農産物生産)という 基準が採用されている。

しかしこのVietGAPは非常に手間とコストがかかるため一般的に普及しているわけ
ではなく、参加型有機認証制度(PGS)と呼ばれる第二者によって認知されているものを「オーガニック」として扱うとするのが一般的だと言われている。

そこで今回はベトナムのオーガニックがどんな現状にあり、その取り組みがなされ ているのかを取材した。

広がる農薬の使用。ベトナム人に聞いてみた!

Web制作会社 フエンさん

今回日本人と交流することが多く、満面の笑みを見せてくれるフエンさんにお話を伺った。


ーーベトナムの農薬使用はどれくらいのものなの ですか?

私の知る限りですが、レストランや家庭で使う野 菜はほとんど3回水につけてよく洗ったあとに塩水 につけて洗います。もしくは薬品を使って落とすこ とも多々あります。簡単に洗って食べるというのは あり得ないですね。

ーー市場で売られている野菜を買う、というのは安全なのでしょうか。 もちろん市場に売られている野菜にも農薬はこびりついています。ただ、それがベトナム人にと っては生活のステータスで、新鮮度が重要だと考えています。 例えばファミリーマートと市場の例で考えましょう。ファミリーマートに売っている焼いたチキンと市場 で焼いた鳥がまるごと吊り下げられているのを見たとき、ベトナム人にとっては圧倒的に後者がい いと思うのです。今できたてのチキンと認識することができる、鮮度という意味では市場が優れてい ると考えます。

ーーなるほど、そういう視点は日本人にはありませんでした。最近ファミリマートなどでは多くの”オ ーガニック野菜”を見かけます。そこに対してどう考えられているのでしょうか。
もちろんオーガニックには関心が集まっていますし、認知度は高まっています。しかし元の流通 量の少なさ、なにをもってオーガニックなのかという信頼性、値段の高さはまだまだと思います。こ れから必要になってくるのは、本当にオーガニックの価値を理解し、広めていく取り組みなのでは ないでしょうか。
私たちも安全への関心は高く、鮮度では市場でも、安全性ではファミリーマートがいいと思ってい ます。ただ、そこの信頼性に投資するのは難しく、農薬を使っているものを買わざるをえないという のが今の現状なのです。


「今回、有機野菜を特集するため、ベトナム中南部のバンメトートへ行 ってきました。そこでは、東日本大震災をきっかけに結成されたベトナ ム軍団が日々、ベトナム人スタッフと共に農作業を手がけています。 彼らの奮闘する姿に密着します!」



Ami’s Room

ホーチミンで唯一の日本人オーナーによるオーガニックエステの お店がこちら「Ami’s room」。 2013年のオープン以来「ファンデーションのいらない赤ちゃん肌へ」 のコンセプトのもと、多くの在住者の方々に親しまれてきました。

Samurai Cafe Saigon

今回ご紹介するのはホーチミン1区ベンタイン市場から徒歩5分のところに ある日本人に大人気の「サムライカフェサイゴン」。ベトナムで最も多いビ ジネス書を取りそろえ、高速WIFIも完備。週末には多くの方々がお仕事、 読書に訪れ、時にはベトナム人向けの日本語教室も開催されます。

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