2014年05月30日

経済界の大物、バウ・キエン氏を巡る事件

ここ数年に渡り、ベトナム政府は企業活動に関する法律・政策を数多く制定した。多くの企業が積極的に営業してベトナムの発展に貢献したが、中には背負うべき責任を避け、国家へ損失を与えて、言論への不満を訴える企業もあった。特に、グエン·ドゥック・キエン氏とその共犯者に関する案件は世間の関心を引き付けた。

 

 

1994年、わずか30歳にしてグエン氏はACB銀行の設立委員会副委員長を務めた。(当時ACB銀行はベトナムの最大の民間銀行の一つであった)。ACB銀行を退職する直前(2006年10月17日)、グエン氏と彼の妻、そして彼の3人の兄弟は定款資本金の9.03%を取得した。その内グエン氏個人の取得分は3.8%。

2010年、8059億ドンの資産があり、グエン氏はベトナム長者番付に100人のうち1人として記録された。

そしてグエン氏はベトナムプロサッカー(VPF)の設立を提案。

2012年8月20日夕方、経済活動に関連する法律に違反したとして検挙された。具体的に問われた罪は、違法営業・株価不正操作・財産不正取得・脱税の4罪であった。

違法営業

2007年5月から2012年8月までに、グエン氏は6社を設立。無許可の金融業や黄金の取り扱いなどで得た総額は2149億ドンに及んだ。その上に、株式の不正売買、他企業への不正融資などで違法営業罪に違反した。(刑法159項)。

株価不正操作

公安部によって、2014年5月から2011年11月まで、グエン氏は規約に違反し、ACB銀行の従業員にある金融機関への預金を指示。

株式購入により、ACB銀行へ与えた6870億の損失に関して、取締役の指導を受けた後、グエン氏はACBSという会社にACB銀行の株式とその他異なる株式を買わせた。つまり、ACB銀行は自社株を買わせる為、ACBSと言う会社に資金を提供した。この行為は違法行為に当たる。

財産の不正流用

グエン氏はACBハノイという株式会社を利用して、ホアファットという鋼鉄会社の株式約3千万株を所有するために、ACB銀行から3070億ドンの融資を受けた。その後、債券発行を保証するために、ホアファット株の22万株以上を担保にした。

脱税

B&Bという商売投資株式会社は海外での黄金取引権利を有していなかったが、グエン氏はACB銀行と、妹であるグエン・テュイー・フオン氏に、海外での黄金取引に関する委任や、そのための融資契約を結ぶよう指導した。2008年12月から2009年6月の間の利益は688億ドン。2009年の納税時、B&B社はフオン氏に支払った680億ドン以上ではなく、単に収益1%(6.88億ドン以上)を申告した。フオン氏とB&B社の契約は違法であり、会社から個人に利益を転流させることによって、グエン氏は250億ドンの税金を支払う必要を免れたのである。

グエン氏とその共犯者を審議する裁判は5月20日から6月6日まで行われる。

5月27日朝、当面審議において尋問終了後、グエン氏は4罪を問われ懲役30年間を求刑された。

同日、検察庁の代表者は被告の弾劾についての見解を提出した。検察庁も懲役30年を求刑。

28日も議論は継続。弁護士は、被告が意図的に規約に違反し、深刻な結果をもたらしたという結論に反対。同時に、脱税事件に起因する提案も拒否。

29日も当面審議は継続され、午前中、弁護人は被告が無罪であることを証明する証拠を提示し続けた。午後には、被告は自らの答弁で、弁護団に不正は無いと主張。

30日朝、裁判所はホアファット社の代表、チャン・ディン・ロン氏、ヴィエット銀行、キエンロン銀行、ACI、ACBI、ドンダという税務部門に発言を許可。7180億ドンの件について厳しい議論がなされ、ホアファット社は起訴されないと確認した。

Source: Thanhnien.com.vn

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