ベトナム、外国人観光客の増加で英語表記の欠如が問題に
外国人観光客が、ベトナムの公共交通機関を利用して旅行するときに不快感を感じるのは珍しいことではない。音声案内のほとんどは英語ではなく現地語で行われている。
空港を除いて、ベトナムのほとんどの場所では、ベトナム語と英語の両方で看板を表示したり発表することの重要性を認識しているところがほとんどないため、ベトナム語がわからない人々にとっては情報を受け取る際に頭を悩ますだろう。
これは2017年に600万人以上の外国人観光客を迎えたホーチミン市の現実であり、他の小さな地域でもそうである。
情報はベトナム語でのみ利用可能であるため、外国人の訪問者がバス停でスピーカー設備を介して行われた指示や発表に従うことは、実際の課題だ。
先週、Tuoi Tre新聞に送られた記事内で、読者は、市内のバス停には路線図や時刻表の英語版がないため、多くの外国人観光客は公共交通機関を利用することはないと述べた。
「アメリカ人観光客は運転手や係員とコミュニケーションが取れず、また、停止するときは案内がベトナム語でのみなので、いつ降車するのか分からないと私に語った。」とその読者は述べた。
ベトナムの移住者コミュニティや外国人観光客からのこのような苦情は、初めてではない。
Tuoi Tre紙は、2015年にベトナム鉄道のサービス品質を向上させるためのオンラインディスカッションを開き、ゴミ缶の不足、非衛生的なトイレ、国有鉄道会社の運行する鉄道における英語の欠如など、多くの不満を受けた。
「ベトナムで発表されたすべての情報をもとに、スケジュールやその他の事柄に変更があったとき、個人で旅行する外国人観光客はどうすればいいのだろうか。」
「もし可能であれば、発表は英語でもするべきだ」
当時、サイゴン鉄道のDinh Van Sang副部長は、列車に関する発表はベトナム語と英語で行われていたが、「予想外の通知は英語では利用できない」と認めた。
LINE@
はじめました。
ベトナムで生活する以上、ベトナムで日々起こる出来事にも耳を傾けなければいけません。
しかし、いちいち英語を翻訳するのも面倒くさいし、数が多すぎて何が大事なニュースなのかわからない。
そんな悩みを抱えていませんか?
POSTEのLINE@ではそんなあなたのお役に立ちたいと思い
・知っておくべき3つのニュースを毎日配信
・行きたいレストランを簡単検索!
・お得なプロモーション情報随時配信!
など、ベトナムで生活する上で必要な情報が盛り沢山。
あなたの知りたいがここにあります。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。