ベトナム:水産業者の取り締まりについて議論

2016年06月17日(金)00時00分 公開
ベトナム:水産業者の取り締まりについて議論

ミンフー・シーフードのCEOであるLe Van Quang氏は、ベトナムの水産業界の状況が徐々に悪化していくことに頭を抱えていると述べた。

 ベトナムではここ数ヶ月、魚が大量死するなどの問題が発生しているため、多くの外国の海産食品を取り扱う企業が輸入を取りやめている。日本の企業も現在はミンフー・シーフードの商品は輸入せず、インドネシアやフィリピンから海老などを仕入れている。 海外の企業はベトナムの魚に大量の有毒物質が使用されていることを懸念し、多少高値になってもより安全なものを別の地域から輸入している。

 今回の事件により多くのベトナム水産企業は、日本やヨーロバの顧客たちからの評判が下がり大打撃を受けている。 そんな中、ベトナムで養殖業を営んでいる人々の中には、他の企業を妨害するために汚染水を排出したり、自分たちの魚を生かしておくために発がん性物質などを含んでいる違法薬物や殺虫剤を水に混ぜ込む人がいるという。

 このようにして環境が破壊されていくことにより、食の安全を確保することが難しくなり、人々の健康が脅されていることが現在大きな問題となっている。そのためこれからの課題はこれらの人々をどのようにして厳しく取り締まっていくかということにある。

 

ソース<http://english.vov.vn/>

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