【今年14回目の襲来】接近する嵐、3日間は警戒が必要
木曜日の夜にフィリピンのパラワン(Palawan)島の近くに形成された熱帯低気圧は、土曜日の早い時期に嵐に発展し、ベトナムの南中海沿岸に向かっている。
水力気象予測国立センターによると、土曜日の午前5時の時点で、ベトナム東海のTruong Sa群島の東側で嵐の目が観測され、毎時60〜75キロの風が吹き荒れていた。
これは、今月初めの猛烈な台風Damreyと先週の暴風雨Haikuiに続く今年で14回目となるベトナムを襲う嵐だ。
今後24時間以内に、嵐は時速25キロの予想速度で西または北西を進み、途中で強さを増すだろう。
日曜日の午前4時までに、この嵐は南中部のKhanh HoaとBinh Thuan省の海岸から東に約150kmのところに位置し、60〜90phの風の強さをもつ。
その位置から24時間から48時間の間に、嵐は時速20キロから時速25キロの平均速度で西または北西に移動し続けるだろう。
この嵐は、ベトナム南中部の本土に到達すると、徐々に熱帯低気圧と低圧帯に弱まると予測されている。
月曜日午前4時までに、低圧帯の中心はカンボジア南部に位置すると予測されている。
Binh DinhからBa Ria(Vung Tau省)までの海岸沿いの水域は、日曜日の朝から海が荒れ、ベトナム東海の中部と南部では雨や雷雨が予測される。
今年ベトナムを襲った12回目の嵐である台風Damreyにより、少なくとも106人が死亡し、25人が行方不明、197人が負傷した。
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