未だに去らぬ戦争の脅威 9000以上の農村に眠る不発弾

2016年10月24日(月)00時00分 公開
未だに去らぬ戦争の脅威 9000以上の農村に眠る不発弾

合計11134村町の内、9116の村町に戦時中の不発弾が未処理のまま残っていると報告されている。特にHai Duong、Nghe An、Ha Tinh、Quang Binh、Quang Tri、Thua Thien-Hue、Da Nang、Quang Ngai、Binh Dinh、Phu Yen、Kon Tum、Long An、Binh Duong、Binh Phuoc、Tay Ninh、Can Tho、Ca Mau、Soc TrangとDong Thapでは、すべての農村に不発弾が眠っているとされており、全体の82%を占めている。



10月20日、副参謀長Nguyen Van Xuong氏は「爆発物汚染地図」を公開し処理方法を指示した。国防長官のほか、アメリカ、日本、韓国、インドの大使館から職員が参加した。
Xuong大佐は、「不発弾は、国民の命だけではなく生活や心にも影響を与えている。多くの建築物が破壊され、修理の経費も負担になっている。これまで不発弾により5万人が命を落とし、6万人が負傷している。畑で働く農夫や子供が犠牲になっている。」と、処理の必要性を強調した



会議に参加した在ベトナムアメリカ大使館に勤務するTed Osiusは、「爆弾を処理する活動はQuang Tri省で20年前から始めた。月面のように窪んだ爆発の後を生で見たことがある。爆弾を踏んで命を落とした人もいると聞いている。とてもつらいことだと感じる。」とコメントした。「爆弾処理は時間がかかる。アメリカはいつもベトナムのそばにいる。1200万ドルの援助金がその証明だ。こうした協力を重ね、子供たちが爆弾に怯えることなく祖国の大地を踏みしめていくことができるようにしていきたい。」と続けた。

Source: Phununews.vn

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