米空母の船員、枯葉剤の影響を受ける人々を訪問
ダナンに訪れている米空母の船員が水曜日、ベトナム戦争の時に米軍が使用した枯葉剤の影響で苦しむベトナムの人々の施設を訪れた。
ハノイに拠点を置く枯葉剤犠牲者のベトナム協会によると、枯葉剤にさらされた480万人のうち、300万人は以前としてその影響に苦しんでおり、両親が暴露されてから数年後に重度障害または他の健康問題で生まれた子供も含まれている。
ダナンの施設で、空母カール・ヴィンソンの船員であるゴードン・ワトキンズ氏は、「40年前と比較して、今日私たちがここでこの状況を見ることは非常に力強いことだと思う」と述べた。
「私はTシャツと短パンを履いて、ここで子供達と遊んでいる」とベトナム人の男の子を腕で抱きながらワトキンズ氏は述べた。
「これは本当に良い一歩だ」
1975年に戦争が終結して以来、初めてベトナムに到着した米空母カール・ヴィンソンは、中国の地域的影響力が高まっているこの時に、両者の戦略的関係を劇的に強調している。
火曜日、ベトナムに訪れている米国海軍のバンドは、戦時中に人気があった国家統一についてのベトナムの歌「Noi Vong Tay Lon」を演奏した。
米国はまもなく、ダナン国際空港で枯葉剤によって汚染された土壌を浄化するために設計された、5年間の1億1,000万ドルのプログラムを終了する。
また両国は1月、戦時中に使用された枯葉剤の多くを米軍が保管していたベトナム南部のBien Hoa空軍基地の除染プロセスを開始すると発表した。
「我々は、この訪問が、米国政府と枯葉剤を生産した企業にとって、被害者への有害な影響についてさらに理解し、その害への責任を負うための機会になることを願っている」と枯葉剤犠牲者のためのベトナム協会のQuach Thanh Vinh氏は述べている。
「ベトナムの人々への枯葉剤の影響を理解するための米国政府と米国の人々の余地はまだある。」
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