16年間迷子だった娘をようやく発見!きっかけは皆さんもご存知のアレ・・
Thanh Hoa省Thach Thanh県にあるThanh Tho村に住んでいるBui Van Hanさん(65歳)は、16年間行方不明だった娘を偶然発見した。村の人々からは祝福の声が届いているという。
娘の無事を知ったHanさん
事件は2000年までさかのぼる。Hanさんはとても貧乏な生活を送っており、その時も古い家屋の修理をしていた。娘のBui Thi Ha(生年1982年)と妹が喧嘩を始めてしまい、HanさんはしつけのつもりでHaさんの頬をぶった。当時18歳だったHaさんは、ショックのあまり家を離れてしまい、そのまま行方不明になっていた。
「その日、Haは家に帰らなかった。村中を探したが見つからなかった。希望はあの時途絶えたんです。数年が流れ、死んだと思っていた。」と、Hanさんはこの16年間を振り返った。16年間、Hanさんは娘の死体だけでも見つかってほしいと願っており、夜もなかなか寝られなかった。Hanさんの奥さんは悲しみのあまり、病に伏して命を落としてしまった。
しかし、転機は訪れた。2016年5月中旬、おばあさんの命日の準備を進めていると、ハノイの親類から「Haさんを見つけた」という連絡を受け取った。誰かがHaさんの写真をフェイスブックに載せていたのだという。その時の投稿のタイトルはこうだ。
「親戚を探しています。」
Hanさんはその後、娘に連絡することができた。Haさんは家を離れた後、知らない人たちに騙されて中国まで連れていかれたのだ。広州市に来た時、田舎に住んでいる男に買われた。その男と3年間住んだ後、Haさんは男との間にできた子供を連れて桂林市に逃げて来た。Haさんは一人の鳶職人と出会い、暮らしをともにしている。Haさんはデパートで服を売っている。書類上、Haさんの結婚は違法とみなされる。二人の子供は今の夫の子供ではないが、幸せに暮らしているという。
現在のHaさん
フェイスブックでシェアされるまでに至った経緯だが、Haさんが服を売っているところに、ハノイに住んでいる夫婦が買い物にやってきた。Haさんがベトナム語をしゃべることができると知り、詳しい生い立ちを聞いたのだ。その夫婦はHaさんを写真で撮り、連絡先を控えるとフェイスブックに載せた。この投稿がHanさんの親戚まで届いたのだ。
Hanさん一家は貧乏なので、中国へ行くお金は持っていない。役所は中国にあるベトナム大使館に連絡し、必要な書類一式を申請したということだ。
Source: Vietnamnet.vn
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