ベトナム人医師が日経アジア賞を受賞

2018年06月15日(金)00時00分 公開
ベトナム人医師が日経アジア賞を受賞

 

6月13日、Nguyen Thanh Liem医師が東京で開催された第23回日経アジア賞2018で科学技術賞を受賞した。科学技術賞を受賞したのはベトナム人で初めてだ。

 

 

 

 

Liem医師はベトナム国内では小児外科のエキスパートとして知られており、かつてはベトナムの小児向け医療機関の中でも主要な病院である国立小児病院の代表も務めていた。

 

Liem医師はこれまで世界的に採用されていた治療法とは全く異なる小児向けの9つの内視鏡技術を発明し、小児医療界に多大な貢献をした。

 

ベトナム国内で最も難易度の高い手術とされている結合双生児の乖離手術を数多く成功させたこともLiem医師の大きな功績だ。

 

 

また、同氏は小児外科医の育成にも力を入れており国内外問わず多くの教え子がいるという。

 

 

日経アジア賞はアジアの発展に多大なる功績を残した人を表彰する式典として1996年に創設された。

 

 

部門は「経済・ビジネスイノベーション賞」、「科学技術賞」、「文化・コミュニティ賞」の3部門にわかれている。

 

 

審査対象は日本を除いたアジア地域の個人または団体であり、受賞者には賞状と300万円の賞金が授与される。

 

 

出典:dtinews.vn

 

 

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