ベトナム企業、ホイアンとQuanNam結ぶ全長7kmのケーブルカー建設か
2018年07月05日(木)00時00分 公開
ケーブルカーは輸送と観光業の両目的で使用されるそうだ。
ベトナム大手企業がホイアンとQuang nam省を結ぶケーブルカーの建設計画を進めている。しかし現在、建設計画は難局を迎えているようだ。
今回、建設計画を進めている企業はダナン市北部に面するQuang Nam省に本社を構えるNVN社だ。
NVNの計画によると、ケーブルカーの始発点はホイアンのThanh Ha地区だ。途中、古くより使われてきた水路として有名なThu Bon川を超え、Quang Nam省Duy Xuyen地区Duy Nghia村が終着地点となるという。
これまで両都市を結ぶ最短ルートは13kmであったが、ケーブルカーが完成すればホイアン市からQuang Nam省までの道のりが7kmとなる。
NVNのLe Van Vinh代表取締役はケーブルカーの建設計画をTioi Tre紙面上で発表したという。
NVNはケーブルカー建設の総工地は100 ha、総工費は2.1兆ドン(約105億円)となる予定だ。
Vinh代表は「ケーブルカーは輸送と観光の両目的で使用する予定だ。NVNは新たなケーブルカーの建設によりThu Bon 川周辺に観光客が増加することを願っている。計画の成功に向け、NVNはホイアン市委員会と会議を頻繁に設けている」と述べた。
一方で、Nguyen Van Dung人民委員会長はケーブルカーの建設により多くの農地が侵食されてしまうことに懸念をいだいているようだ。
Dung氏は「建設予定地が広大すぎる。建設により、農産品の生産量が低下してしまう恐れがある。NVNは代理店や政府と協力し、農地への被害を最低限に抑えたプランを模索するべきだ。」と述べた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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