ベトナム、中古SIMカードの販売を禁止
2018年10月04日(木)00時00分 公開
情報・通信省はネットワーク加入者の管理を容易にするため、中古SIMカードの販売を禁止する法案を提出した。
<現在、SIMカードのサービス加入する場合、最初の3枚のSIMカードでプリペイド契約をするためには個人情報登録と、申告書への署名が義務づけられている。>
法案が可決されれば2011年の政令が改正され、既存のプリペイドSIMカードの販売が禁止されることになる。
また、加入者の正確な個人情報が入手出来るまではSIMのアクティベートも禁止されることになるという。
これは他人名義でSIMカードを利用している人が多い現状に規制をかけるための試みだ。
昨年にも通信業者に中古SIMカード販売禁止を通達し、違反者には罰金を課す試みが行われたという。
しかし、中古SIMカードの販売に歯止めをかけることができず、個人情報登録義務なしにSIMカードを購入できる状況を変えることができなかったため、失敗に終わっていた。
情報・通信省は3枚以上のSIMカードを保有する加入者のための要件も廃止することを提案した。
現在の規則では、最初の3枚のSIMカードでプリペイド登録するためには加入者は個人情報を登録し、申請書への記入を済ませるのみだ。しかし、4枚目のカードの登録からは加入者は通信業者とそれぞれの番号ごとに契約する必要がある。
もともと販売業者が加入者への販売前にSIMカードの事前登録やアクティベートをしないようにするために制定された規則であった。
情報・通信省は今回提出した法案の中で、従来の規則は加入者がSIMカードの利用者の変更が出来ているのかどうか判別がつかないまま購入していたので、十分な効果を出すことは出来なかったと述べた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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