ホーチミン市、騒音問題対策に向け活動開始か

2018年05月24日(木)00時00分 公開
ホーチミン市、騒音問題対策に向け活動開始か

 

VnExpressの報道によると、ベトナム人民委員会のNguyen Thi Thu副委員長は騒音問題を解消するため、都市部と各地区に緊急通報のホットラインを開設するよう指示した。ホットラインは急速に発展を遂げる都市で解決できないと考えられてきた課題を解決しようと市職員によって考えられ解決策だ。

 

ホーチミン市職員はベトナムの都市で騒音問題が発生してから長い間この問題に悩まされたいた。昨年、労働衛生環境研究所(IOHE)はハノイとホーチミンの道路情報を文書で作成した。文書にはベトナム環境保護法(EPL)の騒音の基準値を超える道路が掲載されていたが、騒音問題が解消された道路はほとんどないという。

 

騒音問題対策チームがどのような任務を行うのか明確にはなっていない。過去には文書での警告に対して聞く耳を持たれていなかった。ベトナム環境保護法(EPL)の文書に書かれた罰則は、違反を犯した人に対して100万ドン(約5000円)~1億6000万ドン(約8万円)の罰金が科されるというものだ。

 

ホーチミン市を法的騒音基準の70デシベル以下に保つことは簡単ではない。夜中の車両によるクラクションの利用を控えることを推奨する道路交通法を遵守する人は少ない。一方で、住宅地の道端で商売を行うレストランや自転車に騒音問題に関する規定を守ってもらうのは困難だ。

 

労働衛生環境研究所(IOHE)のDoan Ngoc Hai研究所長は騒音問題を批判している。同氏の研究所はVnExpressのように、ベトナムで働く1500万人が「過度な騒音」に対処しなければならないと述べている。

 

ハノイでも同様の問題が発生しており、騒音問題は睡眠障害や高血圧、子供の発達障害といった長期的な問題を引き起こしている。

 

現在では、都市の国民に向け公式に発表された指示は、今回の情報のみだ。

 

出典:Saigoneer

 

 

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