ホーチミン市の賃貸マンション、致命的な火災により価格下落か

2018年06月15日(金)00時00分 公開
ホーチミン市の賃貸マンション、致命的な火災により価格下落か

ホーチミン市で大火災が発生し、賃貸マンションの価格が従来の価格よりも5%下落した。発生した火災では13人が死亡、数十人が負傷した。

 

ホーチミン市不動産協会は「今年3月下旬、Carinaマンションで大火災が発生した。この火災によって投資家は賃貸アパート価格を5%引き下げた」と報告している。

 

<ホーチミン市、13人の死者と数十人の負傷者が発生したCarinaマンションでの火災の様子>

 

EZ不動産会社のPham Duc Toan氏は「弊社では大火災後、マンションの販売数が落ち込んでいる。多くの顧客が投資家の信用を考慮してマンション選びに慎重になっている」と話す。

 

火災発生後、ホーチミン市当局は火災事故防止と高層建築物管理の強化を行っている。

 

しかし、現在8つのマンションでは未だに火災事故防止の対策と管理システムの導入が行われていない。

 

ベトナム不動産会社のCBREによると「今年の第1四半期、ホーチミンでは前第1四半期と比較してマンション市場への参入数は9503件で11%増の79%、賃貸マンションの購入数は9260件で4%増の26%となっている」と話す。

 

しかし、Carinaマンションでの火災事故後、CBREはマンションの販売件数は減少すると予測している。

 

 

出典:dtiニュース

 

 

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