ホーチミン、ドンナイ省、押収車両増加か
ホーチミンとドンナイ省では警察が押収したバイク車両が急増している。
多くのバイクは屋外の駐車場に長期間放置されている。
<ホーチミンとドンナイ省では警察が押収した車両が急増している>
押収されたバイクの所有者の多くは、罰金の支払い金額がバイクの金額よりも高額なため、押収されたバイクを引き取りに警察へ行こうとしないという。また、バイクの所有を証明する法的書類を持っていないのも引き取りに行かない要因だ。
2017年、ホーチミンでは1万台以上の車両がオークションに出されている。
Binh Chanh区Phu Lam地域の警察では、2015年~2017年にかけて急激に押収車両が増加したという。しかし、今年は押収期限が切れた多くの車両の登録が取り消されたので押収台数は減少した。
所有者不明の押収された莫大な数のバイクが現地の駐車場を占領しており、都市の限られた土地を圧迫している。車両の火災安全もまた問題の一つだ。
バイクの多くは金属くずにもならないものばかりだ。
ドンナイ省交通警察によると、現在、合計7755台中6997台が指定期間内に押収車両の所有者が自分の車両を取りに来ないという。
<多くのバイクが錆びた状態になる>
現在の規制の下では、車両が押収された所有者は90日以内に警察署へ行かなければならない。この期間に3回マスメディアに掲載された後、車両は処分される。
多くの場合、オークションは異なる機関による複雑な手続きが必要となるので、ドンナイ省当局は駐車場の過負荷を緩和するために罰金の清算期間を短くする提案を行っている。
ホーチミン市弁護士協会のNguyen Tri Duc弁護士は、押収車両の取扱い期間を短くするような特定の規制を設ける必要があると話している。
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