ハノイ・ホーチミン、アジア太平洋地域のビジネス先10選に選ばれる
<ホーチミン市の夜景(写真提供:Y Ho Nhu/VnExpress)>
2017年アジア太平洋地域のにおける出張先ランキングにおいて、ハノイが7位、ホーチミンが9位に選出された。
MasterCardの最新の報告によると、2016年の国際企業の出張者数はホーチミンが90万人、ハノイが100万人であったのに対し、2017年は両都市共に120万人以上に増加したという。
昨年、アジア太平洋地域への出張者数は4940万人で、そのうち14.8%1泊以上の出張だという。出張者による総宿泊数は2億3500万泊で、総消費額は414億ドル(約4兆6552億円)にのぼる。
昨年、ベトナムの首都ハノイにおける出張者による消費額は3億8500万ドル(約432億9113万円)であり、ベトナム最大の都市ホーチミンにおける出張者による消費額は6億6100万ドル(約743億2581万円)に上った。
MasterCardはアジア太平洋地域の23カ国、160都市から国家観光局からデータを取得し、ランク付けをしている。
上海は東京、シンガポールに次いで3番目に選出された。
2017年の外国人渡航者数においては、ホーチミンが460万人でアジア太平洋地域で17位に選出されている。ハノイは370万人で20位だ。最も外国人渡航者数が多いのはバンコクで2010万人であった。
8月、アメリカのニュースで、ホーチミンとハノイはアジアの人気渡航先15選に選ばれている。ランキングは物価やアクセス、旅行者の「フィードバック」をもとにした観光地を考慮した上で選ばれており、ハノイはホーチミンに次ぐ14位に選出された。
<ハノイ中心街にあるホアンキエム湖で地元の写真家が撮影を行う様子(写真提供:VnExpress)>
イギリスの経済誌であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニットの世界で最も生活しやすい都市ランキングでは、ハノイとホーチミンは上位5番目に選出されている。
今年始め、ホーチミンとハノイは東南アジアで最も安価な都市10選にも選ばれている。世界中の都市や国々の情報を記録する世界最大のデータベースであるNumbeoが編集したCost of Living Index 2018によると、ホーチミンとハノイはそれぞれ9位と7位に選出されている。
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