電力・原油価格高騰で消費財価格上昇懸念される

2019年04月12日(金)00時00分 公開
電力・原油価格高騰で消費財価格上昇懸念される

顧客がスーパーで果物を買う様子 (SGGPより)

 

現時点では、電気および原油価格の上昇は市場の商品価格に影響を及ぼしていないが、消費財の価格が近い将来変動することが懸念されている。

 

4月2日から、バイオ燃料E5 RON92の価格は1L当たり1377(約68.8円)上昇し、1万8588ドン(約929円)に到達した。RON95ガソリンの価格は1L当たり1484ドン(約74円)増加し、2万33ドン(約1000円)となった。灯油価格は1L当たり1086ドン(約54.3円)増加した。

 

3月20日に平均電力価格は8.36%上昇し、各企業の生産コストにも大きな影響を与え始めている。

 

地方産業貿易部門によると、電力や原油は生産プロセスに加わる要素にすぎず、燃料価格の上昇は事業に影響を及ぼすが、製品の原価は投入原材料、人件費、貯蔵費および輸送費に大きく依存するため、影響は小さいという。

 

産業貿易部門は、着実に発展していくためには企業や生産者が利益を確保し、製品を適切かつ競争力のある価格設定し、消費者の利益を確保することが不可欠であると述べた。

 

また、企業は管理能力の向上、最新機器の導入によるエネルギー消費量削減や生産コスト削減のための輸送計画作成、市場での競争力の強化も求められている。

 

ホーチミンのスーパーマーケットおよび貿易センターで販売されている商品のほとんどは電力および燃料の価格調整前に締結された契約であるため、商品の価格は変わっていない。しかし、燃料と電力の価格が急上昇しているため、近い将来製品の価格が急上昇すると予想されている。

 

Co.opmartは、消費者に最低価格で商品を提供するため、価格を安定させることをサプライヤーに求めている。現時点では、Co.opmartで売られている商品は依然として目立った変動は見られていない。Co.opmartは、消費者にとって最も適正な価格を保証するため、各店舗と協力していくことを明らかにしている。

 

 

出典:SGGP

 

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