IMF:2019年はベトナム経済成長は減速

2019年07月18日(木)00時00分 公開
IMF:2019年はベトナム経済成長は減速

<作業員がホーチミン初の地下鉄プロジェクトの建設を進める様子(VnExpress / Quynh Tranより)>

 

国際通貨基金(IMF)は、対外国の経済低迷により、今年のベトナムの成長率は6.5%まで減速すると予測している。
16日に発表されたIMFの報告によると、昨年の7.1%という10年ぶりの高水準であった成長率も2020年には6.5%になることが予測されている。
 

IMFのレポートによると、インフレ率は昨年の3.5%から今年は3.6%、来年は3.8%に上昇する可能性が高く、政府はインフレ率を4%以下に抑えることを望んでいる。

 

同レポートによると、昨年、貿易の緊張と不安定さがベトナムにも影響を及ぼしたが、急増する製造業部門の成長を背景に、中流階級層の所得と消費は堅調に推移していると述べた。

 

競争の激しい人件費や多様な貿易構造を含むその他の安定した経済基盤に支えられ、ベトナム経済は2019年も勢いが続くと予想された。最近では、改革を促進する自由貿易協定にも調印した。

 

IMFの予測値は世界銀行の数字と一致しており、今年の成長率は6.6%で2020年と2021年には6.5%に達すると予測されている。

 

イギリスやアメリカに拠点を置くFitch Ratings社の一部門であるFitch Solutions社は今年発表されたレポートで、世界経済の成長が低迷している傾向に沿ってベトナムの2019年度のGDP成長率が6.5%に減速すると予想していると述べた。一方で、ベトナムの経済成長は東南アジア地域において最も経済成長をしていると加えた。

 

一般統計局によると、ベトナム経済の上半期成長率は6.76%で、2011年以来2番目に高い成長率だ。

 

出典:VnExpress

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