宗教ツアーへの需要高まる
<Huong Pagodaを訪れる人々>
春季期間、宗教ツアーへの需要の高まりから旅行会社の混雑が予想されている。
「新年にパゴダへ行くことは非常に重要なことで、落ち着いて自分自身を模索し、家族へ祈りを捧げるための機会です。私や友人はよくハノイやQuang Ninh、Ninh Binh、Lao Caoのパゴダへ行きます。今年はコンダオ諸島へ行く予定です」とハノイのNguyen Thi Cucさんは述べている。
また、ハノイ在住のTran Thi Thanhさんはタインホア省のパゴダへ行きたいという。一方でNguyen Thi Huongさんの家族は数年にわたり宗教ツアーへ参加しているという。
「今回、ネパールやインドなどの聖地へ行きたい」とHuongさんは話している。
旅行代理店は高まる需要を受け、Huong PagodaやTran Temple、サパのHoang Bay Templeなどの有名な場所を訪れるツアーを展開している。VietrantourはHa Nam省のTam Chuc Pagodaを訪れるツアーを販売している。
国内の春祭り需要への対応だけでなく、海外へのアウトバウンドツアーを提供する旅行代理店も増えているという。
Vietrantour社のマーケティング副部長であるPhi Thi Thu Khuyen氏は「最も人気のあるのは費用が1200万ドン(約6万円)〜3300万ドン(約16万5000円)で、シンガポールの佛牙寺龍華院や博物館または台湾の仏光山仏陀紀念館を訪れるツアーだ。また、ハノイーカントーーコンダオ諸島のツアーは1人あたり往復チケット込みで755万ドン(約3万7750円)だ」と話している。
VietravelやVietsense、Hanoi Redtours、その他の旅行代理店によると、利用者の多くはシンガポールや台湾、ネパール、インドへのツアーに参加する傾向があるという。利用客数は昨年同期と比較して20%増加している。
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