米国農業企業、ハイテク技術でのベトナム展開に関心
2019年06月07日(金)00時00分 公開
<ベトナム、特にメコンデルタ地域は米とトウモロコシを栽培する上で巨大な労働力と適切な気候を有する潜在市場だ>
米国の農業企業Corteva Agriscienceは、生産性を向上させる新たな農法を用いたベトナムでの事業展開に関心を示しているという。
同社のアジア太平洋責任者、Peter Ford氏は未公開投資による農家の意識向上、新しいハイブリッド種子の提供、生産性を15%向上させる無人飛行機による農地観測といった新農法の導入を計画しているという
ベトナム、特にメコンデルタ地域は米とトウモロコシを栽培する上で巨大な労働力と適切な気候を有する潜在市場だとFord氏は語る。
同社は昨年、ベトナムと他のアジア諸国で14億ドル(約1500億円)の収益を達成している。
現地企業のハイテク農業投資が盛んなベトナムは、株式を取得し子会社を設立している日米の農業企業にとって魅力的な市場だと同氏は続ける。
ニューヨーク証券取引所に上場している最大級の農業会社であるCorteva Agriscience社が
、米中貿易戦争による関税引き上げを避け、ベトナムへの投資を検討している理由だと同氏は続けた。
同社は140カ国に展開しており、ベトナムに2つのオフィスと研究所を1つ構えている。
昨年のベトナムの農業輸出は過去最高の400億ドル(約4.3兆円)に達し、同国は世界で15番目に大きい農業生産輸出国になったとベトナム農業農村開発省は語った。
出典 : VNEXPRESS
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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