ベトナム株式指数、上昇傾向維持し、2ヶ月ぶりの高値に
<ハノイ証券取引所の大理石の彫刻(写真提供Photo by Shutterstock/Pupanjan.)>
19日、優良株式銘柄が影響し、ベトナム株式指数が5月23日以来、最高の982.34ポイントと最高値を記録した。
上場企業の時価総額の約90%を占めるベトナム株価指数は、6.29ポイント(0.64%)上昇した。
上昇銘柄は300、非上昇銘柄は287だった。
時価総額が最も高い30銘柄の一括取引である、ベトナム株価指数は、9.98ポイント上昇して880.79ポイントで取引を終えた。
30銘柄のうち4銘柄が2%以上上昇した。ベトナムの資産大手3社の1つであるベトコムバンク(2.6%増)と、政府が43.31%の出資を行っている大手製薬会社ハウザン製薬が2.5%上昇した。
ベトナム最大の民間複合企業であるビングループの子会社、ビンコムリテールが2.2%、ビンホームズが1.8%、ビングループが1%それぞれ増加した。
小売業界では、ベトナム最大の乳製品会社であるビナミルクが1.8%上昇し、食品複合企業のマサングループが2.5%上昇した。
銀行業界では、ほとんどの株式が1%上昇した。
VN指数は、石油、ガス、鉄鋼の大幅な下落により制約を受けた。
もっとも下落したのは、1.1%減のペトロベトナムガスJSCと、ベトナム最大の製鉄会社ホアファットグループで1.7%減だった。
他の場所では、ハノイのHNX指数は0.31%上昇し、非上場企業のUPCoM指数は0.21%上昇した。
ロイター通信によると、ベトナムの市場は他アジア太平洋地域の動きを反映している。米連邦準備理事会高官が今月末に米国の金利引き下げの見解を述べ、高い資産への欲求が高まり、ドル高が続いたため、ほぼすべての市場が上昇した。
日本の日経平均株価は2%、中国の上海総合指数は0.79%、香港のハンセン指数は1.03%、は韓国の韓国総合株価指数は1.35%、それぞれ上昇した。
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