ホーチミン市、Thu Thiem地区15の主要土地区画を競売へ
<上空から見た、ホーチミン市2区のThu Thiem市街地(Photo by VnExpress/Quynh Tran.)>
ホーチミン市は、Thi Thiemの新都市開発への投資家を集め、損失を避けるために、一等地15区画を競売にかけるという。
26日に、ホーチミン市のNguyen Thanh Phong市長は、Thu Thiem新都市の一等地15区画の競売計画を理事会を割り当てたという。
理事会は競売の開始価格の決定の基礎を作る予定だ。
市当局はサイゴン川沿いの道路を建設するための土地取得に向けて、Thu Thiem教会とThu Thu Thiem Congregation of the Holy Crossと協力すると明らかにしている。
当局は築100年以上にもなるこれら2つの宗教的建造物の大部分を保持することを以前に約束していたが、その後当局は周辺地域に区分けすると修正をしていたとしている。
Thu Thiem新都市は657ヘクタールの広さで、ホーチミン市南東の半島に位置し、国際的な金融の中心地として発展させる計画だ。
半島の北岸に位置する機能区域3には住宅や高層多機能商業施設、機能区域4は住宅、多機能商業団地および地方行政事務所が設けられるように計画されている。
競売に関する最新の決定は、ホーチミン市の資本配分と、メガプロジェクトであるインフラプロジェクトにおける建設・移転(BT)契約の不正表彰における市当局による不正を明らかにした6月下旬の政府査察の後に下された。
また、投資家を集め、収入損失を避けるために今回の15区画の競売が提案されたという。
20年前から次なるビジネスの中心地となると予想されていたThu Thiem新都市は人口密度こそ高かったが、開発が進んでいない地域であった。
同地域の開発計画は1990年頃に行われ、土地取得は2002年に開始された。
2003年に国際デザインコンペティションが開催され、米国系のデザイン会社Sasaki Associatesのデザインが選ばれた。
Thu Thiemの住民は何年もの間、当局の違反を理由に苦情や訴訟を起こし、プロジェクトは難航していた。
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