ルイジアナ州からベトナムに液化天然ガスを供給へ
2019年09月18日(水)00時00分 公開
<Liquefied Natural Gas社はルイジアナ州からベトナムに液化天然ガスの供給を開始する(写真提供:Photo by Shutterstock/Vytautas Kielaitis.)>
オーストラリア大手ガス会社のLiquefied Natural Gas(LNG)社は、ルイジアナ州のマグノリア・プロジェクトからベトナムに液化天然ガスを供給するための協定を結んだという。
計画には米ヒューストン拠点の会社がガスを供給し、ベトナムのDelta Offshore Energy社が発電と販売を行なっているLNG受入基地やバクリエウ省の3万2000mw発電可能な複合サイクル火力発電所が含まれているという。
マグノリアプロジェクトからベトナムに供給される液化天然ガスは年間200万トンとなる予定で、マグノリアプロジェクトから供給される液化天然ガスの25%にあたるという。
今回の合意は米中貿易戦争の影響で、LNG社が販路確保に苦しんでいた時に結ばれた。中国はLNGの主要な潜在顧客としてみられていた。
Delta Offshore Energy社のBobby Quintos代表取締役は、「LNG社との協定はにより、ベトナム政府は米国市場と、より密接な関係を結ぶことができる」と語った。
現在この計画は、政府の承認待ちで2023年ころに開始される予定だという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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