ベトナム代表、UAEに勝利 W杯2次予選グループ首位に
<2019年11月14日、ハノイで開催されたW杯2次予選UAE戦でゴール決め、喜ぶベトナム代表選手(写真提供:VnExpress/Duc Dong)>
サッカーベトナム代表パク・ハンソ監督は1-0と勝利をおさめた14日のUAE戦を評価したがベトナム代表にはまだ長く、険しい道があると述べた。
ベトナム代表の2022年W杯予選は残り4試合で、5日後にはアジア地域のライバルであるタイとの一戦を控えている。
「今夜の勝利についてはすぐに忘れ、次の試合に向けて練習を開始する」と試合後に同監督は語った。
UAE戦でベトナムはグループトップになったことからも大事な試合だったと述べた。
「チーム全体の成果であり、選手個人の成果では無い」とパク監督は語った。
また、パク監督はチームとしてのベトナム代表のパフォーマンスが行き詰まっている時間はあったが、選手ひとりひとりが自身の能力を最大限に発揮したと話した。
試合開始44分、Nguyen Tien Linh選手がペナルティエリア外から美しいゴールを決め、これが決勝点となった。
「Nguyen Tien Linh選手はベトナム代表の中で最もポテンシャルの高いフォワード選手だ」とパク監督は話した。
UAE戦でゴールを決めた後のNguyen Tien Linh選手(写真提供:VnExpress/Duc Dong)
試合開始37分、UAE代表のミッドフィルダーKhalifa Al Hammadi選手がLinh選手に対するファールでレッドカード退場となったため、UAE代表は1名少ない状態で試合を行なっていた。
審判のレッドカード判定は正しい判定だったとパク監督はコメントしている。
「あのファールがなければ、ベトナムは得点できていた」とパク監督は語った。
UAE代表のBert van Marwijk監督は改めてファールの瞬間を見たが、あれはファールでは無いと述べた。「審判があれほど早くレッドカード出す瞬間を見たことがなかったので驚いた」とMarwijk監督は語る。
「レッドカードが今晩の試合を決定づけた。本来の結果はこうではなかったはずなので、失望している。」とMarwijk監督は続けた。
Marwijk監督は敗北について納得していないが、ベトナムの勝利は祝福しているという。
「ベトナム代表は良いチームだ。彼らのプレースタイルは実に興味深い。守備陣営が素晴らしい」とMarwijk監督は語った。
「ベトナム代表はいい戦いをみせた。予選を優位に勝ち進むチャンスを得た」とMarwijk監督は続けた。
ベトナム代表にとって、UAE戦はW杯2次予選の4戦目となる試合だった。初戦の9月のタイ戦はドローにおわり、インドネシアとマレーシア戦では勝利をおさめている。
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