ベトナムの金価格、過去6年で最高に
2020年01月10日(金)00時00分 公開
<金の延べ棒を分類している様子(写真提供:Reuters/Leonhard Foeger)>
1月6日、アメリカとイランの軍事的緊張の高まりで、安全資産への需要の高まったことで、ベトナムの金価格が過去6年間で最高に達した。
同日の朝、ベトナム国内最大の宝石販売企業であるDOJIグループのSaigon Jewelry社は金の販売価格を1月3日時点と比べて3.78%高となる1テール(37.79グラム)あたり1924ドル(約21万700円)に設定したという。
他大手であるPhu Nhuan Jewelry社は販売価格を4.7%高の1918ドル(約21万30円)に設定している。
過去6年間でベトナム国内の金価格が1922ドル(約21万470円)を超えたのは初めてだ。
1月6日、朝のとある時点で国際的な金価格が1.8%上昇し過去7年間で最高となる1オンス(約28グラム)あたり1579ドル(約17万3000円)となったためベトナムの金価格高騰が発生した。
1月3日にアメリカのトランプ大統領が攻撃指示を出しイスラム革命防衛隊のガーセム・ソレイマーニー司令官を殺害した事で安全資産に対する需要が高まったという。
アメリカと中国の貿易摩擦に起因して金の価格は昨年から上昇している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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