Ho Tay湖の魚が大量に死ぬ 水質や天候が原因
2016年10月03日(月)00時00分 公開
ハノイのHo Tay区、Ho Tay湖で魚の大量死が確認されている。
Nguyen Dinh Thi通りやTrich Sai通りの周辺エリアでは、市民が悪臭に頭を抱えている。数百人の衛生人員、ボランティア員、警察官が死んだ魚を回収していた。ハノイ市長Nguyen Duc Chungと副市長Nguyen The Hungも現場に赴いた。
ハノイ市も人手を動員させ、湖の清掃活動にあたっている。10台のウォーターフィルターが導入され、生きている魚をなんとか保護しようとしている。
ハノイ環境資源省は湖の水質サンプルを採取し、原因の分析に当たった。
その結果、採取された水の濃度は、魚が生きることができる数値のわずか1/4ほどまで低下していたという結果が出た。
Ho Tay湖管理局は、周辺に住む人の生活排水や飲食店から4000立方メートルもの排水が流されてきたと発表した。その結果、水中のアンモニア濃度は許可された指標の3倍以上にもなっている。
未処理の廃水や食べ物のカス、ゴミがそのままHo Tay湖に流入している。
ハノイでは豪雨、晴天、豪雨と極端な気候変動が続き、水質と相まってストレスで魚が死んでしまったと考えられている。今なお詳しい調査が行われている。
10月2日の夜
魚を回収しに行った人々。
ゴミを載せる船とトランク
汚染が広がらないように殺菌設備も。
10㎏以上の回収した人もいた。
片時もマスクを手放せなかった。
水質検査の様子
取った魚が殺菌されている。
回収作業は深夜まで続いていた。
10月3日、今朝の写真
Source: Emdep.vn, Soha.vn
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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