ベトナム南部、市場の豚肉100%が大腸菌で汚染
最近の検査では、地元の市場から採取された家禽や豚肉のサンプルについてPasteur研究所がテストしたところ、市場や食肉処理場では非衛生的な条件により、肉の100%が大腸菌で汚染されていた。
海産物サンプルの64%も細菌の検査で陽性であった。
大腸菌は、ヒトの腸内に通常存在し、いくつかの動物の腸にも見られる細菌の一種だ。
医師によると、ほとんどのタイプの大腸菌は無害で、人間の消化管を健康に保つのにも役立つが、下痢、肺炎、呼吸障害、尿路感染、さらには急性腎不全などの生命を脅かす症状を引き起こすものもあるという。
疫学研究機関であるホーチミン市のPasteur 研究所は、地元の市場から150種類の生肉サンプルを採取した。
サンプルには、2匹のアヒルのサンプル、58匹の鶏のサンプルおよび90匹の豚のサンプルが含まれ、その100%が大腸菌で汚染されていることが判明した。
147種の海産物サンプルについての詳しい検査では、そのうち94種(64%)が大腸菌に対して陽性であった。
サンプルは、今年の4月から8月にかけて、南部の5つの省および都市(ブンタウ, Binh Duong, Binh Phuoc, Dong Nai、ホーチミン市)の市場から集められた。
報告書によると、150種類の肉のサンプルすべてが、ベトナム保健省によって定められた許容限度を超える大腸菌レベルを有していたという。
94種の大腸菌に汚染した海産物サンプルのうち、24種はベトナムの基準に従った「高い危険性」レベルを示した。
細菌汚染は、伝統的な市場ならびに動物が殺される屠殺場の両方で、非衛生的な状態であることが判明した。
肉を処理する際に使用される汚れた水も問題の一部だ。
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