総勢1470名がエントリー!JBAH主催のマラソン大会が開催
12月10日、ホーチミン日本商工会(JBAH)が主催するマラソン大会が開催された。
今年で2回目となるこの大会には、小学生から70代まで約1470名が参加。昨年同様、ホーチミン市7区にあるホーチミン日本人学校で開催された。
JBAHでは、スポーツイベントとしては、以前からゴルフ大会やテニス大会を開催していたが、「もっと幅広い人々に参加してもらいたい」という考えから、昨年初めてこのマラソン大会を開催。初めてにも関わらず、1300人を超える多くの申し込みがあり、今年も引き続きの開催となった。
この大会には「ベトナム人と日本人の交流の場を設ける」という目的もあり、今年も参加者のうち、約6割がベトナム人であった。
マラソン大会当日
関係スタッフは早朝4時前から集まり、準備をスタート。受付開始の5時前からは、続々と参加者たちが集まった。その後、校庭に集合し、ベトナム語版のラジオ体操で準備体操を行った。
好天にも恵まれ、予定通り6:00頃から、1.5km(ファミリーコース)、5km(エンジョイコース)、10km(チャレンジコース)が、それぞれ勢い良くスタート。
一緒に走る親子、全力で走る小学生、おしゃべりしながら走る人や歩く人など、それぞれが楽しみながら、気持ちいい汗を流し完走した。
ゴール地点では、一人一人にメダルが授与され、飲み物やタオル、スナックなどの無料配布もあり、終始参加者の笑顔が溢れていた。
参加者は「一体感があって良かった。」とコメント。
親子での参加や、ベトナム人社員も含めた企業での参加など、多くの人々が参加した日越交流を深めるイベントとなった。
今年のマラソン大会について
このイベントは、今年の7月初旬から本格的に準備が進められ、JBAHの事務局およびスポーツ文化委員会と社会貢献委員会が中心となって運営を行った。
また、多くの企業や団体もボランティアとしてこの大会を支えた。セコムは警備など、ラッフルズメディカルは医療面、ホーチミン走る会は走者の誘導など、王子テックスはゴールポストの設置など、AABはスタート地点のゲートなど、ロジテムベトナムは児童・生徒たちの送迎など。個人と団体を合わせて約80名のボランティアが協力した。
JBAHが行っている社会貢献活動への募金を行った全12社のスポンサーのうち、4社が会場にブースを出した。
富士ゼロックスベトナムはスマホで撮影した写真をその場でプリントアウトするためのブースを設置し、日本航空はロゴ入りタオル、コカコーラ・サウスイーストアジアは水とアクエリアス、湖池屋ベトナムはカラムーチョを、戻ってきた走者に無料で配布した。
JBAHの上田真也事務局長は、「今年はチャリティー大会となったため、手続きなどに変化があったが、なんとか試行錯誤しながら開催することができた。」とコメントした。
多くの人々の協力があってこそ、今年も実現できたマラソン大会。
来年のマラソン大会もとても楽しみだ。
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