
ベトナムで盛大に祝われる旧正月が今週末、25日から始まります。
もう街はテト一色となり、テトのお祝いに関するものが売られているのを町中で見かける方も多いのではないでしょうか。
ホーチミンでは、テト期間前に新年に関するものや伝統工芸品などが販売されるマーケットが開かれます。
今回は、ホーチミン市青年文化館で開かれているテト期間前限定のテトマーケットをご紹介します。
テトマーケットに潜入!
まずは、ホーチミンの「ホーチミン市青年文化館」を囲む歩道に開かれているお店からご紹介します。
まず1番最初に見つけたお店がこちら。
ダーツを投げて風船を割ると、景品がもらえるようです。
日本のお祭りで見る射的に似ていますね。
こちらでは蓮のお茶が販売されています。
蓮のお茶はあまり日本人には馴染みがないかもしれませんが、1杯2万ドン(約100円)なのでこの機会に試してみるのもいいですね。
こちらでは封筒がずらりと並んでいます。
ベトナムでもリシ(Lì xì)と呼ばれる日本のお年玉のような文化があります。
日本のポチ袋のようですが、ベトナムは縦長が一般的なようです。
こちらは絵画や掛け軸が販売されています。
日本の書道に似ていますがローマ字での書道は新鮮です。
実際に書いているところを見ることもできます。
多数の作品も飾られていました。
こちらでも掛け軸やポチ袋、スイカなどが販売されています。
お店の人もベトナムの民族衣装「アオザイ」を着用しています。
こちらは彫刻で文字を刻んだスイカです。
神様の名前や縁起のいい言葉が刻まれているそう。
ベトナムではこのスイカを仏壇や家で神様を祀っているところにお供えするのだとか。
こちらは新年の干支であるネズミの置物です。
1つ1つ筆で描く様子はお見事です。
こちらの作品は、木の器の中で鯉や金魚が泳いでいるようでとても綺麗です。
なんとこちらも手書きなのだとか。
実際に作っている様子は見られませんでしたが、多くの人がこの作品の写真を撮影していました。
また、文化センターの門の近くには粘土細工も売られています。
よく見てみると日本でおなじみのキャラクターもいます。
入って右側にはベトナム料理「バインセオ」のブースが。
試食を配っていたので、いただいてみました。
バインセオの生地、鶏肉とレタスが乗っています。
味もしっかりとついていて美味しいです。
ブースでは材料も購入することができます。
また、中にはこのような古い陶器、織物の展示や、多数のフォトブースなども用意されていました。
特に文化センターの中は黄杏の並木が道を作っていて、とても美しい光景が広がっています。
買い物をしなくてもウィンドウショッピングをしたり、写真を撮影したりするだけでも十分に楽しめそうです。
まとめ
今回はテト期間前にしか開催されないテトマーケットの様子をご紹介しました。
マーケットでは、買い物をする人やフォトブースや黄杏の木の前で写真撮影をする人、展示品の写真撮影をする人で賑わっていました。
ホーチミン青年文化センターで開かれているテトマーケットは明日が最終日です。
テト前にしか行くことのできないテトマーケット、ぜひ足を運んでみてください♪
詳細情報
- 住所:So 4 Pham Ngoc Thach, Ben Nghe, Quan 1, Ho Chi Minh
- 開催期間:2020年1月23日まで