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未成年者による雑貨店主殺害、動機はビールのツケ払い拒否
＜写真：tuoitre.vn＞
ライチャウ省公安局は10月3日、ムオンテ郡パーヴェースー村で発生した殺人・強盗事件に関与したとして、ポー・ベー・ドー容疑者（17）とルー・トー・リー容疑者（14）を緊急逮捕したことを発表した。
事件は1日早朝、現地の雑貨店主であるヴァン・モー・ボーさん（62）が、未成年の容疑者2人からビールのツケ払いを要求された際に拒否したことが発端となった。
容疑者2人はボーさんを殺害した後、商品と現金を奪って逃走した。
ライチャウ省公安局によると、同日7時頃、ボーさんの家族が保健所に遺体を搬送してきた。保健所ではボーさんの首や顔に多数の傷跡が確認され、殺人事件の可能性が高いと判断された。
現地の公安は直ちに捜査を開始し、同日正午には容疑者2人が特定され、逮捕に至った。
容疑者2人の供述によると、9月30日21時頃、ドー容疑者が仲間を集めて酒盛りをはじめたが、深夜には飲み物が尽きた。
仲間の1人がボーさんの店でビールをツケで購入しようとしたが、断られたため、別の店でツケを許されたビールを入手して飲み続けたという。
しかし、翌1日午前5時頃に再びビールが欲しくなった容疑者2人はボーさんの自宅に向かい、再度ツケ払いを要求した。
ボーさんが再び拒否すると、ドー容疑者が暴力を振るい、リー容疑者も加担してボーさんを殺害したという。容疑者2人は死亡したボーさんの遺体をベッドに運び、風邪で突然死したように偽装していた。
事件現場からはビール2ケース、ファンタ6本、鶏足7箱、現金77万ドン（約4552円）などが盗まれていたが、容疑者2人は逃走途中で証拠隠滅を図り、大部分の盗品を道中に廃棄した。
公安局は現在も捜査を進めており、事件の全容解明と関係者の責任追及を行っている。
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