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不動産大手のフーミーフン、前年2倍の利益を計上
＜写真：znews.vn＞
2024年上半期、ホーチミン市南部の都市開発を手掛けるフーミーフンは、1兆3670億ドン（約78億9036万円）の純利益を報告した。
これは前年同期の6440億ドン（約37億1779万円）から倍増しており、1日あたり75億ドン（約4327万円）以上の利益を生み出している計算となる。
フーミーフンはハノイ証券取引所（HNX）に2024年半期決算報告を提出したが、その報告によると、企業の株主資本は第2四半期末時点で8%以上減少し、12兆6550億ドン（約730億3083万円）となった。
また、6月末時点での負債比率は1.77倍となり、約22兆4000億ドン（約1300億円）の債務を抱えている。そのうち、約8兆ドン（約461億5200万円）は社債によるものである。
フーミーフン都市開発プロジェクトは、ベトナム初の外国資本による都市開発プロジェクトとして、ホーチミン市の有力な不動産地として成長を遂げた。
設立から30年以上が経過し、同都市にはマンションや高級ヴィラ、多国籍企業のオフィスビルが立ち並び、代表的な企業としてはマニュライフ、ポルシェ、BMW、トヨタなどが拠点を構えている。
フーミーフンの不動産価格はこれまでに数十倍に上昇しており、ホーチミン市内でも最も急速に価格が上昇するエリアの1つとなっている。
2024年初め、フーミーフンは都市内の「The Aurora」プロジェクトで95戸の高級マンションを販売し、1㎡あたり約1億ドン（約57万7000円）の価格で提供したが、販売開始1時間で全て完売した。
現在、これらのマンションは1㎡あたり8800万〜1億3000万ドン（約50万8000〜75万円）で取引されている。
さらに、6月末には37戸の商業用タウンハウス「Phu My Hung L'Arcade」を発表し、1戸あたり800億ドン（約4億6152万円）を超える価格で販売されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
