〈写真:CACC〉
ベトナム公安省麻薬犯罪捜査警察局(C04)は、インドネシアとの境界付近の海域で漁船からケタミン1.16トンを押収し、海外からベトナム海域を経由して第三国へ麻薬を運ぶ密輸組織を摘発した。
当局が9月7日に発表したもので、ベトナム海上警察や国境警備隊、税関と連携して5月25日に摘発した。
漁船「BT-92066-TS」を捜索したところ、船体両側の壁の内部から58袋を発見し、中には茶葉の袋を装った白色結晶の包み1160個が入っていた。
鑑定の結果、すべてケタミンと判明し、総重量は1.16トン、違法薬物市場での価値は約8000億ドン(約48億円)に上るという。
C04は乗組員4人から事情を聴き、チャン・ゴック・ザン容疑者が麻薬輸送を取り仕切っていたと特定した。
その後、ザン容疑者とグエン・バン・ニエム容疑者が非正規ルートで国外逃亡を図っていたところを逮捕した。
C04によると、船の摘発後、ザン容疑者はニエム容疑者に12億ドン(約720万円)を渡し、船を解放させて内部に残されたケタミンを取り戻そうとしたとされ、捜査当局は贈賄や贈賄仲介に使われた12億ドン超を回収した。
これまでに違法薬物運搬の罪で4人、贈賄仲介の罪で4人、贈賄と違法薬物運搬の両罪で1人が起訴されている。
C04は別の麻薬事件でも8地域の警察と連携して740人を拘束し、合成麻薬103kg超などを押収しており、212事件で540人を起訴した。
2026年初めから現在までに、ベトナム全国の麻薬捜査当局は1万7600件超を摘発し、3万5300人超を拘束している。




































