〈写真:イメージ画像〉
ベトナム北部ニンビン省のタムコック観光地区で、外国語だけを使用した宿泊施設の看板が相次いで確認され、地元当局が表示の是正を求めている。
ナムホアルー街区人民委員会は9月20日、ホテルやヴィラ、ホームステイなどの名称や看板について、関係機関に調査と見直しを要請する文書を送付した。
当局によると、外国語だけの看板や規定に適合しない名称を使用する施設が多数確認されており、正確な施設数は集計中だが、現地の看板の約80%に外国語が使われていると推定される。
ベトナムの規定では、宿泊施設の名称や看板はベトナム語で表示する必要があり、外国語を併記する場合はベトナム語の下に配置し、文字の大きさをベトナム語の4分の3以下にしなければならない。
また、2017年の観光法に基づき、ホテルやヴィラ、ホームステイなどの名称を使用するには、それぞれの施設設備やサービスに関する条件を満たす必要がある。
宿泊施設の格付けについても、管轄当局による認定を受けていない施設が、看板や公式サイト、SNS、BookingやAgodaなどの予約サイトで「星」の表記や星マークを使用することは禁止されている。
地元当局は10月末に予定する合同検査に先立ち、各施設に対して規定の周知と改善指導を実施する方針である。
施設名称や看板の規定違反、虚偽広告などが確認された場合、1000万〜1500万ドン(約6万1000〜9万2000円)の罰金が科される可能性がある。
一方、現地の宿泊施設関係者は、英語の名称を使用することで外国人観光客が施設を認識しやすくなり、予約サイトでも検索しやすくなると説明している。
タムコックは外国人観光客が多く、宿泊施設や観光サービスが集積していることから、ニンビン省の「外国人街」とも呼ばれている。
地元当局は、観光関連事業が地域経済に貢献していることを認める一方、観光客の混乱を防ぎ、適切な管理を行うためにも、施設名称や看板の規定を守る必要があるとしている。





































