コロナの次はジカ熱か、ダナンで男性の感染確認
2020年05月27日(水)00時00分 公開
<写真:Pixabay>
25日、ベトナム保健省は、ダナンで1名のジカウイルス感染症への感染を確認したと発表した。
ベトナム保健省のNguyễn Xuân Tuyên氏によると、感染した男性(25)はダナン市Liên Chiểtiku地区のHòa Khánh Namで発症したという。
ジカ熱(ジカウイルス感染症)とデング熱への感染対策に取り組む各地域では、これらの感染症に対する管理体制がさらに強化されている。
ジカ熱(ジカウイルス感染症)は、ヤブカ属の蚊がジカウイルスを媒介することで引き起こされる感染症。
症状はデング熱に類似しているが、デング熱よりは軽いものとされている。
しかし、蚊を介して感染したのち、母親から子供へ、あるいは輸血や性的接触によって感染が拡大する可能性がある。
近年、ベトナム南部の都市部や省でジカ熱の症例が確認されている。
国内最初の症例は、2016年3月にカンホア省で確認された。
ベトナムではこれまでに、中部、中部高原や南部を中心に、計265件のジカ熱の症例が報告されている。
ベトナム保健省の報告によると、ベトナムでは今年初めから2万5000件を越えるデング熱の症例も確認しているという。
Tuyên氏は、ベトナムでは雨季が近づき、蚊やジカウイルスの発生に好ましい条件になっていると述べた。
ベトナム保健省は、各省や地域の人民委員会に対して、ジカウイルス感染症の蔓延と予防対策を実施するよう要請している。
現在、ジカウイルス感染症のワクチンは開発されていない。
※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
関連記事
[© poste-vn.com 2012-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
あなたにおすすめの記事
もっと見る
Loading...
Loading...
Loading...