<写真:Vietnam Insider>
14日、6歳のベトナム人の少女がカントゥ症候群と診断された。この疾患が診断されたのはベトナムで初めてだという。
カントゥ症候群は、多毛性骨軟骨異形成症とも呼ばれ、多毛症、心臓および骨格の異常などを引き起こす疾患と言われている。
ベトナム南部のバリア=ブンタウ省出身とされる少女は、先月、ホーチミン市内の皮膚科へ運ばれ、ワックスで毛髪を除去する処置を受けたとされる。
ベトナム通信社(VNA)が報じた内容によると、少女の両親は、彼女が生まれて以来、特に顔、首、腰、手足などの体毛が濃くなっていると語ったという。
また、両親はこれまでに少女をあらゆる病院に連れていき診察を受けたが、カントゥ症候群との診断はされなかったという。
今回両親は、小学校入学前に少女の体毛をワックスで除去し、少しでも少女の不安を和らげるためにホーチミン市内の病院へ連れて行ったという。
そこでの診察で、少女の骨格構造や心血管系および神経系などのいくつかの異常が発見されたと病院の皮膚美容部門のTran Nguyen Anh Tu氏が明らかにした。
病院で受けた遺伝子検査の結果、異常な発毛、骨や軟骨の異常、心肥大を特徴とするカントゥ症候群に苦しんでいることが明らかになった。
Tran Nguyen Anh Tu氏によると、カントゥ症候群は1982年に世界で初めて報告されて以来、既往歴で確認されたのは74症例しかないという。
カントゥ症候群は、第12染色体にあるABCC9という遺伝子の変異によって引き起こされると言われている。治療法としては、手術、薬物療法などがあるとされる。
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