〈写真:イメージ画像〉
ベトナムで2026年1〜8月に確認された手足口病の患者が約10万件に達し、前年同期の2.5倍超に増加したことを受け、保健省は学校や幼稚園などの教育施設に感染対策の強化を求めた。
保健省によると、直近4週間ではホーチミン市、ドンナイ省、ドンタップ省、タイニン省、ラムドン省、ダナン市、ハノイ市などで多くの感染例が確認されている。
患者は5歳未満の子どもに集中しており、特に保育所や幼稚園に通う子どもが多く、この年齢層が全体の87.3%を占めた。
保健省は今後も手足口病の患者数が増加する可能性があるとみており、デング熱やCOVID-19など他の感染症についても注意が必要としている。
同省は教育訓練省や各省・市の人民委員会に対し、教育当局と保健当局が連携し、教職員や保護者へ症状の見分け方や予防策、発症が疑われる場合の対応を周知するよう要請した。
教育施設では清潔な環境と十分な換気、採光を確保し、保育所や幼稚園では「清潔な飲食、清潔な生活環境、清潔な手」の「3つの清潔」を継続的に実施することが求められている。
教室や玩具、学用品、子どもが頻繁に触れる場所を定期的に清掃するとともに、手洗い用の清潔な水や石けんを十分に用意し、子どもに石けんを使った手洗いを習慣づける必要がある。
学校では在校中の子どもの健康状態を確認し、発熱や口内の潰瘍、手のひらや足の裏、膝、臀部などに水疱が現れた場合は、保護者へ連絡して医療機関を受診させるよう推奨されている。
同じクラスや児童グループで感染者や異常な症状が相次いだ場合には、地域の保健当局と速やかに連携し、必要な感染防止措置を講じるとしている。
保健省疾病予防局によると、手足口病は乳幼児に多い感染症で、家庭や地域社会、保育所・幼稚園など集団生活の場で広がりやすく、例年9〜10月に増加する傾向がある。




































