〈写真:イメージ画像〉
ホーチミン市では2026年に狂犬病による死者が6人確認され、前年同期から2人増加した。
市内の医療機関では犬や猫などのペットにかまれたり引っかかれたりした人を10万1384人受け入れており、前年同期比11.2%増となっている。
死者はクチ村、ホアヒエップ村、ロンハイ村で確認され、疫学調査では死亡した6人全員が動物にかまれた後に狂犬病ワクチンや抗狂犬病免疫グロブリンの投与を受けていなかった。
また、放し飼い、失踪、病気などの異常がみられる動物に襲われたケースは1万2560件に上り、ロンハイ村では狂犬病が疑われる犬にかまれたとの届け出が128件確認された。
ワクチン接種を受けなかった主な理由には、傷が軽いことや飼い犬であることから危険性が低いと判断したケースがあり、民間療法に頼った例もあったという。
市内では現在、狂犬病ワクチンを接種できる施設が202カ所あり、このうち53カ所が公立施設であるほか、抗狂犬病免疫グロブリンを投与できる施設も18カ所整備されている。
狂犬病は臨床症状が現れた後はほぼ100%死亡する危険な感染症だが、動物にかまれたり引っかかれたりした後に適切な処置と予防接種を受けることで予防できる。
市保健局は、犬や猫への毎年の予防接種、犬を公共の場所に連れ出す際の口輪着用、傷口を石けんと流水で15分以上洗浄した上で速やかに医療機関を受診することなどを呼びかけている。









































