〈写真:動画スクリーンショット〉
ベトナム北中部タインホア省で10月26日、違法薬物売買事件で逃走中だった男2人が剣を手に住宅の屋上に立てこもり、警察による長時間の包囲と説得の末に逮捕された。
同省公安が27日に発表したところによると、逮捕されたのはグエン・ディン・クオン容疑者(33)とブイ・バン・クエン容疑者(32)で、いずれもハイフォン市公安が捜査する違法薬物売買事件の被疑者だった。
2人はハイフォン市からタインホア省へ逃走して潜伏していたが、警察が所在を突き止めた。
初期の供述によると、2人はハイフォン市で薬物を購入した後、25日夜にタインホア省のラン・ティ・ミーさん(22)が借りていた住宅を訪れ、翌朝に3人で違法薬物を使用したという。
26日午後0時15分ごろ、警察が関係者の確認と出頭要請のため同省ハーロン村の住宅を訪れたところ、2人は2階から屋上へ逃走した。
警察が追跡すると、2人は剣や催涙スプレーで抵抗し、割れたガラス片やレンガ、石を投げつけながら屋上に立てこもった。
住宅は田畑に囲まれた2階建てで、屋上への出入り口は1人が通れるほど狭く、武器を持つ2人に警察が接近することは困難だった。
籠城中、2人は大声で叫びながら剣を振り回し、物を壊すなどの行動を繰り返したほか、武器を捨てるよう求められると自殺をほのめかす場面もあったという。
タインホア省公安は機動警察や刑事警察などを増員して周辺を封鎖し、拡声器による説得を続けるとともに、安全を確保しながら身柄を拘束するための対応を進めた。
同日午後9時過ぎ、2人は武器を下ろして投降し、長時間に及んだ籠城事件は負傷者を出すことなく終結した。
捜査当局は関連する証拠品を押収しており、違法薬物売買事件に加え、違法薬物使用の組織や公務執行妨害に該当する疑いについても捜査を進めている。
ハイフォン市とタインホア省の警察は、引き続き関係者の役割や事件の詳しい経緯を調べている。








































