<1月25日、ホーチミン市Thu Duc区で、犯人が犬の飼い主をテーザー銃(高圧電流を相手に流して電気ショックを与える武器)で脅迫して犬を盗難する事件が発生した。事件の一部始終は防犯カメラの映像に残されていたという>
ホーチミンで発生した別の事件では、男二人が飼い主に阻止される前に犬にテーザー銃を突きつけて犬を盗もうとしたという事件もあった。
犬の飼い主(43)によると、今回の事件は25日午前5時頃、Thu Duc区の住宅街で発生したという。
飼い主はTuoi Tre(Youth)新聞の取材に対し、飼い主が朝の散歩に2匹の犬と出かけようとしたところ、家の前から怪しいエンジン音が聞こえたと話した。
飼い主が外を見ると、男2人の乗ったバイクが犬に近づき、後ろの男がテーザー銃で犬の1匹を打ち気絶させ盗もうとした。
飼い主がそれに気づき、「犬泥棒!」と近所の人に向かって叫び、犬を盗もうとするのを止めようとした。すると犯人はテーザー銃を飼い主に向けて脅したという。
犯人は犬を1匹も盗まずに逃走したが、事件の一部始終が防犯カメラに残されていた。
飼い主によると、テーザー銃を撃たれた犬は回復しているが後遺症が残っているという。
事件が発生した朝、同一犯による犬の窃盗事件は同じ住宅地の違う家でも発生したという。

<1月25日にホーチミン市のThu Duc区で犯人が犬の飼い主にテーザー銃を向けて脅している様子。今回の事件の一部始終は監視カメラに映っていた>
ベトナムで犬を盗難することは犯罪だが、よく発生している。犬を盗んだ犯人は住民に捕らえられると暴力を受け、ときには死に至る場合もある。
2017年6月、ホーチミンで同様な犬の窃盗事件が報告された。犯人はテーザー銃を用い犬を3匹盗んだが、防犯カメラの映像により逮捕された。
Asia Canine Protection Associationによる2015年版の統計によると、ベトナムでは推定500万匹の犬が虐殺されており、その多くがペットだった犬や隣国から違法に輸入された犬だという。
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