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ハノイ市 偽造教科書を印刷、22人を起訴
〈写真：VnExpress〉
「Minh Thuan Bookstore」のオーナーが、大量の偽造した教科書の生産・販売を手助けした疑いで22人が起訴された。
7日、公安省捜査警察局は刑法第192条に基づき、書店経営者、教師、印刷業経営者、貿易業経営者などをはじめとする被告22人を「偽造品を製造・売買する罪」で起訴した。
被告22人のうち3人が拘束され、残りは居住地からの外出を禁じられている。当局によるとこの22人は、偽造教科書の加工〜印刷、販売に関わっていたと見られ、起訴手続き決定が最高人民検察庁により承認された。
今回の起訴は、2020年に当局が「偽造品の製造、公務執行中の権限濫用過剰の罪、賄賂斡旋罪」の違反により摘発した「Phu Hung Phat」社事件の拡大捜査での進展である。
「Phu Hung Phat」社事件は同年6月18日朝、当局が専門部隊と連携して「Phu Hung Phat」社の家宅捜索を行った際に、印刷加工工場19棟と倉庫15棟から偽造書籍用の4色オフセット印刷機が備え付けられたライン3本、偽造書籍2万7000冊、偽造書籍に使用する道具および偽造書籍が摘発・回収されていた。
学校管理局のTran Hung元副局長
2020年7月、その後の当局の捜査により、ハノイ市場管理局が同地域の多くの教科書の印刷・配布事業者が事業所の届出をしていない、出版管理手帳を作成していない、印刷に関する規定を遵守していない、インボイスを発行していないなどの違反処理を行なっていないことを明らかになった。
家宅捜索時、学校管理局のTran Hung元副局長がハノイ市場管理局と市場管理チームに直接指示し、「Phu Hung Phat」社の倉庫を検査させ証拠品を押収したが部下に対して押収品の処理を指示しなかった。この行動により、偽造書籍が発見されたにもかかわらず、捜査や刑事上の処理が行われることはなかった。
その後、学校管理局のTran Hung元副局長とNguyen Duy Hai氏が収賄罪で起訴され拘留された。現在、同事件を発端として合計34人が起訴されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
