〈写真:VnExpress〉
非営利団体ワールド・アニマル・プロテクションによると、ベトナムの民間施設で飼育されているクマ294頭のうち、50%以上に当たる149頭がハノイ市で飼育されている。
同団体は5月31日、同市フックトー(Phuc Tho)郡だけでも21の施設でクマ139頭が飼育されていると発表した。
過去17年間で、ベトナムで飼育されているクマの数は約4300頭から294頭に減少したが、同市では10頭しか減少していない。
同団体は、同市が胆汁抽出のために捕獲されたクマの解放に関して、他の地方に遅れをとっており、問題解決に十分な力を注いでいないと指摘する。
胆汁採取のためにクマを飼育することは、種と生態系の両方にとって脅威である。小規模な飼育下で生まれた若いクマは近親交配となり、生存の可能性が低くなる。また、飼育下で育てられたクマは、野生では生きることができない。
5月27日に同市の環境警察は、フックトー郡でクマの飼育登録をしていた業者を、クマの胆汁350瓶の押収とともに逮捕し、禁固刑5年を科した。
同警察によると、現在の規制では飼育施設での胆汁採取を監視することが困難であり、今回の所有者逮捕には1ヶ月掛かっている。
同市森林保護局森林生物・資源保護課によると、フックトー郡では1990年代から野生動物の飼育が行われている。
同市は、クマ飼育の習慣をなくすことを目標としており、今年1月、同市人民委員会はフックトー郡を中心に、状況監視の強化を要請していた。
ベトナムは野生動物の違法取引が盛んに行われており、クマは胆汁から伝統的な薬を作るために飼育されている。
政府は2005年に商業的な熊の胆汁採取を禁止している。









































