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ベトナムの銀行各行、短期預金金利を大幅引き上げ
＜写真：VnExpress＞
25日、ベトナム国内複数の銀行が1ヶ月および3ヶ月の預金金利を6%前後への大幅引き上げを行った。
中央銀行が6ヶ月までの預金金利の上限を1ポイント引き上げて6%としたことを受け、国内の商業銀行35行のうち9行が速やかに金利の引き上げを行ったことが明らかになっている。
BacABank、NCB、LienVietPostBank、SeABank、OCB、Sacombank、VPBank、VIBは窓口での1ヶ月〜3ヶ月の預金金利を1ポイント引き上げ、OceanBankは1ヶ月の預金金利を1.2ポイント引き上げた。
また、同9行はオンライン預金の金利を1〜1.1ポイント引き上げている。
同9行の中で最も低い1ヶ月〜3ヶ月の預金金利はOceanBankの5.5％である。
今回引き上げられた預金金利はACBやEximbankといった一部銀行の6ヶ月の預金金利に匹敵し、VietcombankとAgribank、BIDV、VietinBankの国有4銀行の4.7～4.8％より高い金利となっている。
また、同日には多くの銀行が6ヶ月〜12ヶ月の預金金利についても0.2〜0.95ポイント引き上げ、6ヶ月・9ヶ月・12ヶ月の平均窓口金利は6.6%・6.7%・7.2%となった。
オンライン預金の金利はそれぞれ7%・7.1%・7.5%に引き上げられた。
VietABankのオンライン預金金利（12ヶ月）が最高の8.7％で、SCBの8.5％が続いている。
米ドルは25日に0.12%上昇して2万4888ドン（約148.07円）の高値を更新しており、ドンは今年に入ってから8.6%下落したことになる。
中央銀行は政策金利を引き上げる際に、ドル紙幣の強化と世界的なインフレが国内の金利と為替レートを圧迫していると述べていた。
米国は最近利上げを5回行い、今年の残期間と2023年には更なる利上げが予想されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
